2015/03/10（火）UP
（最終更新：2015/03/10 12:32）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲中向（左）は昨年の第1回大会にも出場し、勝利を収めている

　3月17日（火・現地時間）タイ・バンコクのランシットスタジアムで開催の『KICK REVOLUTION 2015』で行われる日本×タイ5vs5対抗戦の対戦カードが決まった。ランシットスタジアムはルンピニー、ラジャダムナンに次ぐムエタイのメジャースタジアム。

　MA日本スーパーフェザー級王者・中向永昌（STRUGGLE）は、昨年7月に開催された第1回大会に続いての出場。ライト級契約でソーグランチャイ・ポーコブカー（タイ）と対戦する。ソーグランチャイは18歳で身長168cm。通算戦績は30戦19勝10敗１分。

　REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者・清川祐弥（新宿レフティージム）も第1回大会に続いての出場。対戦相手はローマン・ソーゴースンガイジム（タイ）。ローマンは17歳で身長172cm。戦績は35戦26勝8敗1分。現在高校2年生でラジャダムナンスタジアムでも戦っており、6戦3勝3敗の戦績を残す。

　J-GIRLSピン級王者キラッ☆Chihiro（魁塾）はタイでも8戦8勝というレコードを誇り、今回はサーオサラヤー・ソーゴースンガイジム（タイ）とピン級2分5Rで激突する。サーオサラヤーは17歳で身長151cm。通算戦績は22戦15勝5敗2分で叔父もムエタイ選手という血筋。

　今回が初のタイ遠征となる潘隆成（クロスポイント吉祥寺）はスーパーライト級でファーペット・シンマナサック（タイ）と対戦する。身長174cmのファーペットは体育大にも通う24歳。父もムエタイ選手だったというサラブレットで、ルンピニーやラジャダムナンでも8戦6勝2敗と勝ち越している。ヒジが得意。

　新日本キックボクシング協会日本フライ級1位の麗也（96ピーナン/BeWELL）も第1回大会に続いての参戦。ガイチョン・ソーチャイワット（タイ）と対戦する。ガイチョンは16歳で身長168cm、通算戦績は40戦30勝8敗2分。ヒジが得意だという。ルンピニーやラジャダムナンでも戦っており、6戦4勝2敗の戦績を残している。

　第1回大会では日本チームの5戦全勝に終わったが、今回もタイに勝ち越すことが出来るか。

【試合動画】中向がvs日本人無敗のシリモンコンに大善戦
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　日本選手団のコメントは以下の通り。

中向「前回（2014年7月6日、vsユーリ・ソークルウォン）は内容的にもう少しこうやりたかったという部分があったけれど、普段やってきた成果を最低限は出せたと思う。今回は首相撲でもミドルでもしっかりムエタイで勝負して勝ちたい。僕、日本よりタイの試合の方が緊張しないんですよ。行くのは楽しみ」

清川「（同門・工藤政英の）代打での出場になりましたが、僕にとってはチャンスなので、このチャンスを活かしてチャンピオンらしい試合をして勝ち星を日本に持ち帰りたい。首相撲などの対策を練りながら、倒すことを意識したミドルを武器にKOを狙います」

キラッ「ランシットでは上手さを見せつつ、強さもアピール出来るような試合をしたい。正直首相撲は苦手だけれど、残された時間で少しでも苦手意識をなくしていけるように努力します。試合が始まったらムエタイを意識しながら普段のキックをやっていきたい」

潘「タイ人を相手に見ているだけだったら簡単にいなされてしまうので、ミドルのカットなどを意識しながらどんどん前に出て行って勝ちたい。僕にとっては今回が初めてのタイ。いい経験になると思うので、それを活かして年内に日本でベルトを巻きたい」

麗也「まずは今回も僕を出場メンバーに選んでくれたことに感謝します。前回同様、今回も僕が先鋒だと思うのでみんなが勢いづくような試合をします。試合までは首相撲とミドルのカットを重点的に練習したい。それから日本フライ級王座をしっかり獲ります」

＜追加決定カード＞

▼日本×タイ5vs5対抗戦　ライト級　3分5R
中向永昌（ストラッグル/MA日本スーパーフェザー級王者）
vs
ソーングランチャイ・ポー・コブカー（タイ）

▼日本×タイ5vs5対抗戦　スーパーフェザー級　3分5R
清川祐弥（新宿レフティージム/REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者）
vs
ローマン・ソー・ゴースンガイジム（タイ）

▼日本×タイ5vs5対抗戦　女子ピン級　2分5R
キラッ☆Chihiro（魁塾/J-GIRLSピン級王者）
vs
サーオサラヤー・ソーゴースンガイジム（タイ）