【ZST】初防衛成功の伊藤、国際戦に意欲「ボコボコにする」

▲ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎（左）とZSTバンタム級王者・柏崎剛（右）

　8月23日（日）東京・ディファ有明にて開催された『ZST.47』の一夜明け会見が、24日（月）東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて行われ、ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎（リバーサルジム横浜グランドスラム）とZSTバンタム級王者・柏崎剛（K-PLACE埼玉格闘技道場）が出席した。

　矢島雄一郎の挑戦を退け、3RKOで初防衛に成功した伊藤は「残り時間が少なかったが、焦りや負ける気がなかったのでKO、一本で勝つ自信があった。最後に思いっきりいってパウンドで仕留めれて良かったと思う」とコメント。また、オーストラリアのティレル・ホーガンに2R裸締めで一本勝ちした柏崎は「外国人選手相手にZSTのチャンピオンとしての強さが見せられたと思う」と試合を振り返った。

　同大会の第9試合で勝利した坂巻魁斗がフライ級王座に、第5試合で勝利した上田貴央がバンタム級王座への挑戦をアピール。これを受けて伊藤は「大したことやってないのにタイトルマッチやらせろと言われるとムカつく。実力をつけてから言ってこいよという感じ」といえば、柏崎も「やったとしても結果は見えている。とりあえず藤原（敬典＝前ZSTバンタム級王者）に勝ってからいえ」と眼中にないと言わんばかり。

　今後の二人の戦いについて、ZST上原譲代表は「外国人選手と対戦する機会はなかなかなくなってきていますが、リトアニア、カザフスタン、中国、ロシアといった国々から話が来ているので、チャンピオンには順を追ってそのレベルにあった選手とマッチメークをしていきたい。それと共に彼らが成長していってもらえれば。そしてスケジュール、タイミングがあえば、海外での試合も経験してもらいたい」とした。伊藤は「外国人とやるのは楽しみ。ボコボコにしてもう日本に来たくないイメージを植えつけたい」と意欲を見せている。

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