【ZST】伊藤盛一郎、KO勝ちで初防衛に成功
ZST実行委員会/ZSTインターナショナル
「ZST.47」
2015年8月23日(日)東京・ディファ有明
▼第11試合 メインイベント ZSTフライ級タイトルマッチ ZSTタイトルマッチルール 56.7kg以下契約 5分3R
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/王者)
KO 3R3分51秒 ※パウンド連打
●矢島雄一郎(禅道会新宿道場/挑戦者)
※伊藤が初防衛に成功
伊藤はZST新世代ファイターとして注目を集めている22歳の新鋭。今年2月に当時無敗だった八田亮を2RKOで下し、ベルトを巻いた。対する矢島は“ZST軽量級のパイオニア”の異名を持ち、これまでに2度、当時王者だった田沼良介のタイトルに挑戦したが獲得ならず。前戦となった2月に上原佑介との次期挑戦者決定戦ともいえる一戦を制し、今回のチャンスを獲得した。
1R、お互いに蹴りで探り合う中、伊藤は左ストレートをもらう場面もあったが、右ストレートからのタックルを仕掛ける。伊藤の2度にわたるローブローで矢島は悶絶しインターバルが与えられる。
2Rもお互いに打撃戦を繰り広げる中、伊藤が2度タックルからテイクダウンに成功しパウンド連打で優勢を印象づける。
3R、矢島の左ジャブが何度も伊藤の顔面にヒット。それでも前に出続ける伊藤が矢島をコーナーに追い込むと、再び矢島のフックがヒット。一瞬怯んだ伊藤だが、パンチの打ち合いに持ち込むと右ストレートをクリーンヒット。これで倒れた矢島に伊藤がパウンド連打を見舞ったところでレフェリーがストップした。
初防衛に成功した伊藤は「ZSTフライ級を支えてくれた大先輩の矢島選手を超えることが出来て嬉しいです。これからは僕がZSTフライ級を引っ張って、日本一と言われる団体にして盛り上げていきたい。ZSTフライ級のベルトを狙っている選手が何人かいるみたいですが、判定勝ちしているようじゃまだまだ。もっと経験を積んで上がって来て下さい。もしやるなら、徹底的に潰します」とアピールした。
▼第10試合 セミファイナル バンタム級 ZSTルール 5分3R
○柏崎 剛(K-PLACE埼玉格闘技道場/ZSTバンタム級王者)
一本 2R3分5秒 ※裸絞め
●ティレル・ホーガン(オーストラリア)
5月に藤原敬典を下し、新王者に輝いた柏崎が初の国際戦。対戦相手のホーガンはリングス・オーストラリアの代表兼選手として活躍したクリストファー・ヘイズマンの推薦を受け、ZST初参戦。柏崎と同じ19歳で長身から繰り出す打撃を得意とするファイターだという。
1R、柏崎は左インローをこつこつ当て距離を取り、ホーガンの右ローをキャッチしテイクダウンに成功。立ち上がろうとするホーガンをガッチリ押さえ込むとこつこつパウンドを落として主導権を握る。
2R、ホーガンのパンチに合わせてタックルを仕掛けた柏崎が再びテイクダウンに成功。
パウンドを落としながら柏崎はマウントポジションを奪い、パウンドの連打を見舞う。ホーガンのバックに付いた柏崎が裸絞めで一本勝ちし圧勝した。マイクを握ると、「本戦に出ている選手に一言。格闘技は遊びじゃないので、もうちょっと本気になって下さい。てっぺんで待ってます」とアピール。8月17日の公開練習で発言したことと同じく、ZST改革のために格下であろうと全員倒していくことを改めて宣言した。
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