【K-1】卜部功也、防衛に自信「完璧な兄に勝って兄を超えたい」

2015/11/03（火）UP
（最終更新：2015/11/03 19:23）

　11月21日（土）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP IN JAPAN～THE CHAMPIONSHIP～』に出場するK-1 WORLD GP -60kg王者・卜部功也（チームドラゴン）の公開練習が、11月3日（火・祝）東京・大久保にあるK-1 GYM総本部にて行われた。卜部はK-1 WORLD GP -60kgタイトルマッチで挑戦者の兄・卜部弘嵩（チームドラゴン）と対戦する。

　この公開練習は一般公開となり、大勢のファンが見守る中、卜部はシャドーボクシング、さらに同大会で初防衛戦に臨むK-1 WORLD GP -55kg王者・武尊とスパーリングも披露し、好調をアピールした。

　弘嵩とは今年1月のK-1－60kg初代王座決定トーナメント決勝戦で対戦し、判定で勝利した卜部。10カ月ぶりの再戦を前に「兄との対戦が決まって悩んでいた部分もあったが、今は吹っ切れて、とにかく勝つトレーニングをしている」と仕上がりは順調の様子。

　弘嵩は現在タイ修行を行っているが、「兄のことは誰よりもわかっているし、何十年も一緒にトレーニングしてきて精神面なども全てわかっているのであまり意識していない。自分はどの試合に対しても想いの強さは変わらないので、普段と変わらず、いつも通りの練習を全力でやっている」という。

　弘嵩の印象については「自分に持っていないものをたくさん持っていて強い選手」といい、「（9月の弘嵩のKrush防衛戦を見て）あの兄は倒しがいがある。あの完璧な兄に勝って兄を超えたい」と意気込みを語った。