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【K-1】闘士「俺は今が一番いい。今が俺の全盛期」

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2016/04/08(金)UP

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公開練習でミット打ちを披露した(左)

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~』に出場する闘士(池袋BLUE DOG GYM)が、4月6日(水)東京・池袋BLUE DOG GYMにて公開練習を行った。闘士はトーナメント一回戦でレオナ・ぺタス(バンゲリングベイ・スピリット)と対戦する。 

 今回は1日3試合のワンデートーナメントだが、特にトーナメント用の練習を取り入れることはなく「いつも通り、週2回のスパーリングと会長・トレーナーに追い込んでもらって、いい練習が出来ている」という。

  公開練習では2分1Rずつシャドーボクシングとミット打ちを行い、疲労が溜まっている状態ながらもシャープな動きを披露。ミット打ちでは途中で相撲のように組み合って相手を押すという独特のメニューを取り入れていた。

 実はこれも普段から取り入れている練習方法で、闘士は「いざ試合になると相手と押し合う場面もあるし、うちの会長はむちゃくちゃ力が強いんで、これをやっておけば試合で押し負けない。僕の取柄は一発で、それを出すタイミングを作っていかないとダメ。常に3分3R=9分間で爆発するタイミングを考えて練習しています」とその意図を説明してくれた。

  今年32歳、真弘と並ぶトーナメント出場選手・最年長の闘士だが「よく30代になると衰えるとか言うけど、俺は何も感じない。間違いなく今の方が練習しているし『30になったから…』というのは何いってんのかな?と思います」と年齢による衰えは一切なし。むしろ「俺は今が一番いい。今が俺の全盛期です」と自信たっぷりに続けた。

  対戦相手のレオナとはWILDRUSHリーグで対戦し、KO負けを喫している相手。「K-1×Krushモバイル」の勝敗予想でもほぼ8割がレオナの勝利を予想という結果が出ているという。闘士にとっては屈辱的な事実だが「逆にそれをプラスに考えれば燃える材料になる。

 魔裟斗さんが言っているように『一番辛い道を選ぶのが一番の近道』。レオナ戦を通過できれば、準決勝・決勝で誰が来ても俺が楽勝で優勝しますよ」と一回戦のレオナ戦がキーになると語っている。 

 闘士にとって-60kg日本代表決定トーナメントは自分の存在を知らしめるビッグチャンス。日本代表として9月の世界トーナメントにつなげるだけでなく、トーナメントを通じて格闘技のイメージを変えたいと熱弁した。

 強豪揃いのトーナメントに向けて「トーナメントは予想が出来たらつまらない。そんなの誰も望んでないだろうし、みんなが『こいつが優勝する』と思っている選手を誰が潰さないといけない。誰がそれを出来るかと言ったら俺。そこは自信があるんで、このトーナメントは下剋上ですよ」と”下剋上”をテーマに掲げた闘士。

「24日は何かが起こると思って会場に来てほしい。それで気づいたら俺が真ん中に立って優勝しているんで楽しみにしてください」と不敵に語った。

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