【UFC】中村K太郎が参戦、2勝目なるか

前回は判定で敗れた中村。得意のチョークスリーパーで連敗は避けたい PHOTO＝Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c)

　7月13日（水・現地時間）アメリカ・サウスダコタ州スーフォールズのデニーサンフォードプレミアセンターで開催される『UFC FIGHT NIGHT』に、DEEPウェルター級王者・中村K太郎（K太郎道場）の参戦が決まった。中村はカイル・ノーク（オーストラリア）と対戦する。

　中村は昨年9月に開催された『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015』で、約7年ぶりにUFCに復帰。1Rと2Rの劣勢をしのぎ、3Rに得意のチョークスリーパーを極めて大逆転の一本勝ちを飾ったことが評価されて、大会MVPにあたる「パフォーマンスボーナス」5万ドル（約600万円：9月27日時点）を9人が参戦した日本人選手の中で、唯一獲得した。

　その後、2月にイギリス・ロンドンで開催された『UFC FIGHT NIGHT』でプロデビュー以来9戦全勝のトム・ブリーズ（イギリス）と対戦したが、判定3-0で敗れている。

　今回対戦するノークは22勝8敗1分で、ニックネームは“KO”。22勝のうち8試合をパンチやボディへのキックでKO勝ちしているが、スリーパーや三角絞めで一本勝ちも8試合している。特にチョークスリーパーではその半分の4試合で一本勝ちしており、中村はチョークスリーパーの達人であることからどちらがチョークスリーパーを極めるかとの見方も出来る。

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