【RISE】計量パスの那須川天心「対外国人でも倒す技を磨いてきた」

2016/05/28（土）UP
（最終更新：2019/03/07 17:16）

　5月29日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 111』の前日計量が、28日（土）都内にて行われた。

　セミファイナルで対戦するRISEバンタム級王者・那須川天心（TARGET）は55.9kg、タリック・トッツ（モロッコ）は55.25kgで計量を一発クリアーした。

　デビュー以来13連勝（10KO）とその勢いは止まることを知らない驚異の17歳・那須川。1月のマノリス・カリシス戦、3月のフレッド・コルデイロ戦とダウンを奪いながらも判定までもつれる試合が続いおり、「変な内容の試合が続いているので今回の試合に向けてフィジカルの強化、対外国人でも倒す技を磨いてきました」という。

　タリックは計量時にバキバキの筋肉美を披露していたが、那須川は「身体つきが僕よりもガッチリしていて、そこをどう崩していくかを見てほしい」と攻略にも自信を見せる。

　今回の試合順はメインイベントではなくセミになったことについては「ショックな部分はありますが、前回ああいう試合をしてしまったので仕方ないのかなと思います。自分がメインだと思って、メインを食う試合、メインの試合を忘れてしまうような試合をしたい」とした。

　一方、タリックは現在イタリア在住の23歳でプロ戦績は18戦14勝3敗1分（6KO）。ジョルジオ・ペトロシアンが中心選手となって開催されているイタリアのイベント「OKTAGON」の60kg級では、ランキング1位であり軽量級のエースとして期待されている選手だ。

「日本で試合をするのは初めて。コンディションはとてもいい」と好調をアピール。那須川については「ビデオをいっぱい見たがとても強い選手」と警戒しながらも「怖さもないし、心配もしてない」と問題ない相手だとした。

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