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【RIZIN】9・25無差別級GP開幕戦で藤田和之vsバルト

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2016/07/16(土)UP

トーナメント1回戦で激突する藤田和之(左)とバルト(右)

 9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』の記者会見が、7月16日(土)都内にて行われた。

 トーナメント1回戦で、藤田和之(フリー)vsバルト(エストニア)の対戦カードが決定。12月29日(木)に行われるセカンドラウンド(トーナメント準々決勝)の日本代表枠を懸けた一戦として行われる。

 昨年大みそかのMMA(総合格闘技)デビュー戦以来の試合出場となるバルト。一時期、テレビ出演が増え、高田延彦RIZIN統括本部長から「いつリングに戻ってくるのか」と心配されていたが、約10カ月ぶりの参戦が決まった。

アーツを押さえ込むバルト

 試合期間は空いているが、バルトは「今年の初めからずっと練習していて、調子は悪くはないです」と、来るべき参戦に備えていたと言う。「藤田選手のことはあまり気にしないで、練習していることをリングの上で出せるようにしたいと思います」と落ち着いた様子で意気込みを語った。

 一方の藤田は今年4月の『RIZIN.1』に参戦するも、イリー・プロハースカに1R失神KO負け。今回が再起戦となるが、45歳という年齢を意識してか、「自分に残された時間、そして今回与えられたチャンスに感謝しつつ、精一杯の覚悟を持って、行きつくところまで行こうと思っています」と、強い覚悟を持ってトーナメントに臨むと言う。 

プロハースカのワンツーをくらい、立ったまま意識を失う藤田

 対戦相手のバルトについては「サイズ、スキルともに良いものを持っています。大きい体であれだけ動けるのだから。そしてノビシロ、可能性というものは、今回のトーナメント出場選手の中で一番あるのではないかと思っています」と高く評価。「飲み込まれないように、全身全霊、覚悟を持って臨みます」と、全力勝負を挑むと誓った。

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