【NDC】海外ビッグマッチ初参戦の野杁「日本の怪物の強さを知らしめる」

2016/11/09（水）UP
（最終更新：2016/11/09 11:46）

　11月19日（土・現地時間）フランス・マルセイユで開催されるキックボクシングのビッグマッチ『Nuit Des Champions』に出場する元Krush -67kg王者・野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場)が、11月8日（火）都内で会見に臨んだ。

　ヨーロッパ各国からトップファイターたちが集結する『Nuit Des Champions』。フランス立ち技格闘技で最大規模の大会で、野杁は『GLORY』65kg級の次期スター候補と呼び声も高い21歳のエディ・ネイト・スリマニ(フランス)と、NDC（Nuit Des Champions）-66kgタイトルを懸けて激突する。

　ここ最近はK-1を中心に活躍している野杁。今年6月の『K-1 WORLD GPスーパー・ライト級（-65㎏）世界最強決定トーナメント』ではベスト4に進出。王者ゲーオ・ウィラサクレック（タイ）に判定で敗れはしたが奮闘を見せた。

　キャリア39戦目にして初の海外試合となるが、「初海外でいきなりタイトルマッチ。せっかくのチャンスなので、日本の怪物の強さを知らしめてベルトを持ち帰りたい」と意気込む。

　対戦相手のスリマニについては「30戦して1敗しかしていないので強い選手だと思います」と評価するが、「でも、何試合か映像を見ましたが、これといって印象は無いです」と攻略に向けて自信をのぞかせる。

　さらに、「今回の試合は5Rです。スタイルも一からすべて変えてきたので、それを試合でしっかり出して完封したい」と、何か対策がある様子の野杁。「今回は1Rから5Rまでサウスポーで行きます。特にこれといった理由はないですが、普段からサウスポーでも練習していて、今回はそれがしっくり来る手応えがありました」と明かした。

　試合に向けて、「いつも言っていることですが、僕はK-1の65kg（スーパー・ライト級）のベルトを獲らないと始まらないので、そこを見据えた試合になります。（NDCの）ベルトを持って帰って、しっかりアピールしたい」と、王者ゲーオに挑戦するために落とせない試合になると闘志を燃やした。

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