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【K-1】注目の初対決はゲーオが接戦の末に野杁を振り切る

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2016/06/25(土)UP

野杁(右)のパンチに苦戦したゲーオ(左)だが、ヒザ蹴りで逆襲

▼第9試合 K-1 WORLD GP 2016 -65kg世界最強決定トーナメント準決勝第2試合 3分3R延長1R
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/K-1 WORLD GP -65kg王者)
判定3-0 ※29-28、30-29、29-28
野杁正明(K-1ジム EBISU小比類巻道場/K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント準優勝、第2代Krush -67kg王者)
※ゲーオが決勝へ進出。
 
 1回戦でHIROYAを秒殺したゲーオと、グランダーにリベンジした野杁が準決勝で対戦。ファン待望の対戦が実現した。

 1R、ゲーオは前蹴りを多用してジャブ&ロー。野杁は右ストレートをヒットさせるがゲーオは顔色を変えない。しかし、右の相打ちでゲーオが大きく後退。場内がドッと沸く。さらに浅いながらも左ハイを当てる野杁。

 2R、ゲーオの蹴り終わりを狙って右ストレートをヒットさせる野杁。ゲーオはワンツーを連打して野杁のガードをこじ開ける。サウスポーに構える野杁は左ハイをヒットさせ、ゲーオはヒザ蹴りで反撃するがローブローとなってしまう。

 再開後、ゲーオは左ローを多用し、パンチの連打から右ハイ。この攻撃が2度あり、野杁は右構えに戻って右ストレートを連打する。ゲーオも打ち合う。

 3R、ガードを固める野杁にゲーオが連打を見舞い、左ストレートで野杁が一瞬グラつく。前に出てくる野杁には左ハイキック。ゲーオがボディにパンチとヒザを打てば、野杁は右ストレートを突き刺す。前に出てくる野杁にヒザを連発するゲーオだが、またもローブローに。

 再開後、前に出る野杁を右フックを打ちながらかわし、左の蹴りを入れるゲーオ。さらにガードを突き破る右ストレート。ロープを背負ったゲーオに野杁がパンチでラッシュをかけ、ゲーオも打ち合ってパンチをヒットさせる。攻める野杁だが、的確なヒットはゲーオが優った。

 奮闘した野杁だったがゲーオの壁は崩せず、ゲーオが決勝へ進出した。

☆全試合結果はこちら

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