【K-1】1回戦で卜部vsゴンナパー、組み合わせ決定「日本人全滅もありうる」（卜部）
 |
（左から）平本、トーマス、卜部、ゴンナパー、佐々木、ルイ、谷山、スペトゥク
2017年2月25日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ～初代ライト級王座決定トーナメント～』の記者会見が、11月20日（日）都内で行われた。
新設される初代ライト級王座（-62.5kg）の初代王者を決めるトーナメントの出場選手＆組み合わせを発表。
1回戦第1試合はK-1甲子園2014王者・平本蓮（K-1ジム総本部チームペガサス）vs第2代Krush -63kg王者＆ISKA世界スーパー・ライト級王者トーマス・アダマンドポウロス（フランス）。
平本はジュニアキックボクシング時代から活躍し、K-1甲子園を制して2015年1月にプロデビュー。3連勝を飾ったが、木村“フィリップ”ミノル、マサロ・グランダーと世界レベルの強豪に2連敗を喫した。2016年からはKrushに参戦して -63kg王座決定トーナメントを勝ち進んだが、決勝戦で佐々木大蔵に敗れて王座獲得ならず。
対するトーマスは2011年8月にKrush初参戦、尾崎圭司を破ってISKA世界スーパーライト級王者となり、2012年8月の再来日では梶原龍児をKOしてKrush－63kg王者となった。その後は山崎秀晃、木村“フィリップ”ミノルに連敗を喫して日本のリングからは遠ざかっていたが、今回約3年ぶりに来日する。
1回戦第2試合では、初代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者で同階級世界最強決定トーナメント優勝の卜部功也（KREST）と、WPMF世界スーパー・ライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック（タイ）がいきなり激突する注目カードとなった。
卜部は2015年1月に行われた「K-1 WORLD GP 2015～－60kg初代王座決定トーナメント～」にて、決勝で兄の弘嵩を破って初代王座に就いたが、初防衛戦で弘嵩にリベンジを許して王座から転落。今年4月の「K-1 -60kg日本代表決定トーナメント」では決勝で大雅に敗れたが、9月の同世界最強決定トーナメントでは決勝で大雅にリベンジして優勝を果たした。その後、階級をライト級に上げることを表明して今回の参戦となった。
対するゴンナパーは2010年11月の初来日以来、圧倒的な打撃力でこれまでにヤスユキ、T-98、ハチマキ、水落洋祐といった日本人トップ選手を次々に撃破してきた“日本人キラー”。9月のK-1に、病気で欠場した同門のゲーオ・ウィラサクレックの代打で出場したゴンナパーはKrush -65kg王者・山崎秀晃に歩行不能となるほどのダメージを負わせて勝利を収め、一躍注目を集めた。今回は適正体重に近い階級での試合となる。
1回戦第3試合は、第4代Krush -63kg王者・佐々木大蔵（KREST）がWLF武林風世界-63kgカンフー王者ウェイ・ルイ（中国）と対戦。
佐々木は思うような結果が出ず、今年6月に30戦目にして平本を破り、Krush王座に就いた苦労人。10月の初防衛戦でJ-NETWORKスーパーライト級王者・岩崎悠斗からダウンを奪って初防衛に成功し、K-1参戦をアピールしていた。
対するルイは、今やキックボクシング強豪国となった中国が送り込む刺客で38勝(10KO)2敗の戦績。頑丈な身体とパワフルなパンチを持ち、いま中国キック界で最も勢いのある選手の一人だ。
そして1回戦第4試合には、ビッグバンからWKA＆WBKF世界スーパー・ライト級王者の谷山俊樹（谷山ジム）が初参戦。SUPERKOMBAT＆WTKA世界ライト級王者クリスチャン・スペトゥク（ルーマニア）と対戦する。
谷山は2008年にデビューしたベテランで、これまで4本のベルトを獲得。外国人選手との対戦経験も豊富で27勝（8KO）6敗2分の戦績を持つ。ビッグバンのエースとして現在5連勝中だ。
対するスペトゥクは20勝(8KO)2敗の戦績をもち、ルーマニア最強の男と言われているという。
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね！しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！
Follow @efight_twit関連動画
関連記事
|
【関連リンク】
