【K-1】1回戦で卜部vsゴンナパー、組み合わせ決定「日本人全滅もありうる」（卜部）

2016/11/20（日）UP
（最終更新：2016/11/20 20:06）

平本
「僕はこの4人の中で一番実績もキャリアもなくて、あるのは若さと力強さだと思う。チャレンジャー精神で思い切りやります。（佐々木）大蔵君に負けた後いろいろ考えて、それでも周りに応援してくれる人がいるのでその人たちを喜ばせたいが、今回は全部自分だけのために戦いたいと思います。

（トーマスは）僕の恩師である（梶原）龍児さんが敗れている選手で、いつかやるだろうと思っていた選手なのでクリアして恩師を超えていきたい。練習相手に最高のライバルがいるので、一緒に高め合っていきたいと思います。

（決勝は）誰が勝ち上がっても強い相手が来るので誰が来ても倒せる練習をしたい。体重は成長期が今も止まっていないので、身体は日に日に大きくなっています。トーナメントはどういう風にしたいというより、勝ちに行って自分のために勝ちたい。その結果、僕が優勝すれば応援してくれる人は喜ぶと思います」

ゴンナパー
「このような機会をいただけて嬉しく思う。前回はゲーオの代打出場だったが、今回は準備期間もあるのでトーナメントは問題ないです。1回戦でチャンピオンと当たることになりましたが、動画を見て強い選手だと思いました。パンチが重い。でも準備期間が長いので問題ない。

　今度の水曜日にムエタイの試合があるんですが、それが終わってからはK-1のトーナメントに向けた練習をしていくつもりです。来年2月、いい結果を残したい。決勝は誰が相手でもいいです。

　元々は62.5kgでよく試合をしているし、前回は準備期間が短かったけれどいいコンディションで試合が出来ました。次は前回と同じくらいか、前回以上のコンディションで試合に臨めると思う」

卜部
「1回戦からキツい試合になると思いますが、残り時間はたくさんあるので毎日全力を注いでトレーニングしたい。本当に素直に（ゴンナパーは）強い選手だと思う。体重ハンディの多い試合をよくやっているので、この中で一番パワーがあると思っています。僕も準備期間があるのでしっかり身体を作って、ライト級にフィットするようにトレーニングをしたい。

　練習環境は何も変えずにKRESTで練習して、ボクシングは大橋ジムでやろうと思っています。地道にやって勝ちを引き寄せたい。同門の大蔵は強いし、負けて欲しくない。でもウェイ・ルイ選手も海外で評価が高い選手と聞いているし、中国のランクでもトップ選手と聞いているので楽しみにしています。

　ライト級は外国人が強いので充実している。今回は日本人選手が全員敗退するくらいレベルの高い選手がそろっている。日本人が全滅するかどうか、その緊張感を見て欲しい。僕の動きは（ライト級に上げて）よくなると思うが、怖さはあります。1試合1試合に懸ける思いを皆さんに見て欲しいです。

　タイ人は小さい頃から戦いが日常にある。経験豊富で試合経験もある。でも、僕がこの中ではトーナメントの経験数が一番多い。その経験を生かしてどうトーナメントで勝つかのプランを立てたい」

佐々木
「K-1初代ライト級王者になる佐々木です。僕は本日26歳になりました。その日に会見が出来ることを嬉しく思っているのと、ついているなって感じです。なので期待してください。

　相手の映像は見ました。僕と同じチームの林健太が戦って敗れている。強いと言われているし、実際強いと思いますが今の僕は負ける気がしない。世界一のチームなので、KRESTでしっかり練習を積んで臨みます。

　功也がこの中ではダントツに強いので、僕も決勝に上がって（功也と同門対決を）やりたいと思っています。実はK-1甲子園の関東地区決勝で戦っているので、その時とは変わった姿をお見せできたらいいなと思います。

　ライト級は日本人が多い、層の厚い階級だと思いますし、僕が持っているベルトも500グラムしか変わらないし、ベルトの価値を高めたい気持ちがあるのでハイレベルな攻防を見せたい」

谷山
「僕はK-1が世界最高の舞台だと思っていて、ようやくこの舞台に来れました。K-1ジムの選手や外国人選手が優勝するより他団体の僕が優勝した方が盛り上がる。僕が風を吹かせます。

　WKA世界王者になって、2年前にスペトゥク選手とのオファーがあってルーマニア最強の選手だと聞きました。やる予定があったのが流れてしまったので、今回やるのは何かの因縁ですね。9月のビッグバンでルーマニアの選手とやって、12月4日のビッグバンでもルーマニアの選手とやるのでルーマニア3連続。これも何かの縁があるのかなと。ルーマニアへ旅行に行こうかな。スペトゥク選手は最強の男と聞いているし、アグレッシブで強い男なので楽しみです。ルーマニアマニアになろうと思っています（笑）。

　自分はボクシングジムやラントレに通っていて、いいトレーニングが積めています。スタミナもあるので1日3試合は問題ない。ボクシングもいい調子なので最近はダウンすることもないので、試合が楽しみでしょうがないです。

　決勝では功也選手かゴンナパーとやりたいですね。功也選手は強くてよきライバルだと思っているので（2009年8月にK-1甲子園で対戦して敗れている）、そういう選手と対戦したい。また、谷山ジムはムエタイのジムなので、ウチのタイ人にもゴンナパーは強いと言われているので、ぜひやってみたいです。

　ライト級は日本人の層が一番厚い階級だと思う。最激戦区だと思います。この8人は世界のベスト8だと思うのでレベルの高い攻防を見せたいですね」

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＜決定対戦カード＞

▼K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント1回戦(1)　3分3R延長1R
平本　蓮（K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2014王者）
vs
トーマス・アダマンドポウロス（フランス/第2代Krush -63kg王者、ISKA世界スーパー・ライト級王者）

▼K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント1回戦(2)　3分3R延長1R
卜部功也（KREST/初代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者、同級2016年世界最強決定トーナメント優勝）
vs
ゴンナパー・ウィラサクレック（タイ/WPMF世界スーパー・ライト級王者）

▼K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント1回戦(3)　3分3R延長1R
佐々木大蔵（KREST/第4代Krush -63kg王者）
vs
ウェイ・ルイ（中国/WLF武林風世界-63kgカンフー王者）

▼K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント1回戦(4)　3分3R延長1R
谷山俊樹（谷山ジム/WKA＆WBKF世界スーパー・ライト級王者）
vs
クリスチャン・スペトゥク（ルーマニア/SUPERKOMBAT＆WTKA世界ライト級王者）

▼K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント準決勝（1)　3分3R延長1R
平本vsトーマスの勝者
vs
卜部vsゴンナパーの勝者

▼K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント準決勝（2)　3分3R延長1R
佐々木vsルイの勝者
vs
谷山vsスペトゥクの勝者

▼K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント決勝戦　3分3R延長1R
準決勝（1）の勝者
vs
準決勝（2）の勝者

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