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【DEEP】王座を懸けて再戦の中村とディグリオ、ベルトを前に闘志

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2016/12/16(金)UP

WSOF-GCフライ級王者を懸けて対戦する中村(右)とディグリオ(左)。計量を終え、あとは明日の試合開始を待つのみとなった

 12月17日(土)東京・ディファ有明にて開催される『DEEP CAGE IMPACT 2016~DEEP VS WSOF-GC~』の前日計量とタイトルマッチ調印式が、16日(金)12:15より都内で行われた。

 DEEPとWSOF-GCとの対抗戦が行われる今大会。WSOF-GCの初代フライ級(56.7kg以下)王者を決める4人制トーナメントの決勝戦として、中村優作(TEAM ALPHA MALE JAPAN)とローレンス・ディグリオ(Gilbert Grapplings)が激突する。

計量後に調印式に臨んだ中村(左)とディグリオ(右)

 中村は56.5kg、ディグリオは56.7kgで計量を一発クリアー。続いて臨んだ調印式で、試合に向けた意気込みを語った。

 今年2月に開催されたWSOF-GC日本大会で一度対戦している両者。当初はグラップリングが得意との触れ込みだったディグリオが中村に打撃で対抗し、判定2-1のかなり際どい判定で中村が勝利している。

 前回の試合を踏まえた相手の印象について聞かれると、ディグリオは「彼(中村)はとても良い選手です。前回と同じようにとてもキツイ試合になると思いますが、ベストを尽くします」、中村は「今まで対戦した中で一番タフで強い選手でした。そんな選手とベルトを懸けて戦えるのはすごく嬉しいことです」と、お互いの実力を高く評価。

 しかし、ベルトに対する思いを尋ねられると、両者とも「自分がベルトを持って帰ります」と譲らなかった。

 中村は7月のトーナメント1回戦で、WOSF-GCと提携しているオーストラリアの団体『Eternal MMA』のフライ級王者ティム・ムーア(アメリカ)に判定勝ち。対するディグリオもブラジル人ファイターのマルセル・アドゥールを判定で下し、今回の決勝戦に駒を進めている。

 タイトルを懸けての再戦を迎える両者。あとは明日の試合開始のゴングを待つのみとなった。

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