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【WSOF】5年ぶり復帰の渡辺久江が一撃KO勝ち、日本勢は3勝5敗に

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2016/02/07(日)UP

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苦戦を強いられた中村(左)だったが、判定2-1で勝ちを拾った

▼第6試合 フライ級 5分3R
○中村優作(TEAM ALPHA MALE JAPAN)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●ローレンス・ギグリオ(アメリカ/ギルバードグラップリングジム)

 中村は日本拳法をバックボーンに持つハードパンチャー。昨年4月の『TRIBE』でパンクラス王者・清水清隆から勝利を挙げ、続く9月の『VTJ』では韓国のグオン・サンスにKO勝ちと勢いづいている。対するギグリオはグラップリングが得意で現在9連勝中。過去にKO負けが一度も無いという。師匠はかつて修斗に参戦し桜井“マッハ”速人や加藤鉄史らと戦ったダン・ギルバート。

 1R、右の強打を打ち込む中村。飛びヒザ蹴りに行くがタックルで倒される。立って離れると打撃戦になり、ギグリオが右フックをヒット。中村も鋭いワンツーを突き刺す。

 2R、中村のワンツーが何度かヒットし、ギグリオはその打ち終わりに右フックを返してくる。この右フックが中村を捉え、中村の顔が腫れて鼻からも流血。ギグリオが寝技ではなく立ち技で中村とやり合い、このラウンドはスタンドのみの展開に。

 3Rもギグリオは中村のパンチを待って、打ち終わりを狙っての右フック。ギグリオは右へ回り続けて中村の右ストレートを打ちにくいポジションを取る。中村はギグリオが組みに来たところへ飛びヒザ蹴り。しかし、中村は組み付かれてケージに押し込まれる。

 勝敗は判定にもつれ込み、中村が辛勝。中村は嬉し泣きし、「この勝ちは大きいと思うので、次のステップへ向けて頑張ります」とマイクで語った。


巨体ながら器用に動くオドムス(右)に川口(左)はTKO負け

▼第4試合 ヘビー級 5分3R
○リチャード・オドムス(アメリカ)
TKO 1R 3分29秒 ※レフェリーストップ
●川口雄介(池袋BLUE DOG GYM)

 元DEEPメガトン級王者で、現在はIGFで活躍する川口が参戦。対するオドムスは身長198cm、体重120kgという巨漢の40歳。戦績は10勝2敗で2014年にUFCと契約したが、怪我のため離脱。テキサス州サンアントニオ市の現役警察官でもある。

 1R、川口がケージで押し込んでいくとオドムスが体勢を入れ替えて逆に押し込む。オドムスは組みながらパンチとヒザ蹴り。川口は投げを狙うが、頭を下げたところでオドムスが左ヒザを突き上げ、これが顔面を直撃。川口がダウンし、オドムスが追撃したところでレフェリーストップとなった。

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