【RIZIN】RENAが「盛り上がるフィニッシュ」予告

2016/12/29（木）UP
（最終更新：2016/12/29 18:12）

　12月31日（土）さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日（水）都内にて行われた。

　昨年の大みそかに開催された『RIZIN』でMMA（総合格闘技）デビューを果たし、飛び付き腕十字で鮮烈な一本勝ち。9月には広く注目を集めた山本美憂との女王対決でもニンジャチョークで一本勝ちしたシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA（シーザージム）。

　山本に勝ったことの反響が大きく、「山本さんのネームバリューが高いので格闘技を知らない人から凄く声をかけられることが多くなりました。（フィニッシュは）バッチリハマった感じでした。思い通りの展開になりましたし、さすがに蹴り上げをするとは予想していなかったですけれど、あのフィニッシュの仕方は考えていた通り。1試合目、2試合目は思い通りに勝てたと思います」と振り返る。

　2戦2勝で迎える今回の試合だが、「コンディションは凄く普通です。調子はいいのですが、凄く精神的にも安定していていつでも戦える状況です。ここ最近プレッシャーの強い試合が続いていましたが、それに比べたら凄くリラックス出来ています。もうMMA3戦目なので慣れも少しは出てきたのかな」と、落ち着いた様子。

　対戦相手ハンナ・タイソン（ポーランド）については、「1試合だけ映像がありました。打撃で連打したら止まらない選手でした」と評し、「向こうが私が考えていること以上のことをしてくるのか分かりませんが、プランは自分の中で完璧に出来ているので大丈夫です」と自信を覗かせる。さらに、「技は用意しています。打撃で打ち合うのも全然ありだと思いますが、MMAなのでどんな展開になってもいいように盛り上がるフィニッシュを考えています」と、今回も相手を仕留める技があるようだ。

　また、シュートボクシング総帥シーザー武志会長からも、「いつも会長からは厳しく接していただき、そういう中にも優しさがあります。この技がいいなと提案してくれているのでそれを出せればいいかなと思います。その技はローキック以外です」とアドバイスがあったという。

　大会ポスターでは中央に配置され、注目度が高いことが証明された。「ビックリしました。求められることは凄くありがたい。センターをいただいたので部屋に飾ります」とRENAは笑顔を見せた。なお、1月は休暇を取り、ハワイへ旅行に行くそうだ。

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