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【Krush】強気な新女王ヘウヘス、挑戦者の印象は「見てないから分からない」

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2017/03/31(金)UP

初防衛戦を前にミット打ちを披露したヘウヘス。1月のKANA戦ではパンチで2度のダウンを奪っている

 4月2日(日)東京・後楽園ホールにて開催の『Krush.75』で、Krush女子王座の初防衛戦を迎えるメロニー・ヘウヘス(オランダ/Mike’s Gym)の公開練習が、3月31日(金)都内で行われた。

 ヘウヘスは1月大会で、当時無敗の女王に君臨していたKANAから2度のダウンを奪って判定勝ち。Krush女子王座の奪取に成功した。今回、元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)の挑戦を受けて、防衛戦に臨む。

 この日の公開練習では2分間のミット打ちを披露。パンチからミドルまでを絶え間なく打ち続けると、「トレーニングも順調だし、準備万端ね」と好調をアピールした。

 王座に就いてからも日々の生活やトレーニングには大きな変化は無いと言うヘウヘス。「自分にとってはこのタイトルを防衛していくことになったのが一番の変化ね。タイトルを守る責任感みたいなものは感じているわ」と心境には少し変化があった様子。

 挑戦者の紅絹は2012年11月にJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得し、WPMF世界・日本王座、RISE QUEEN王座など数々のタイトルマッチを経験してきた日本女子キック屈指のベテラン。昨年4月の第2代Krush女子王座決定戦では激闘の末にKANAに敗れたが、以降は2連勝と好調を維持する。

 そんな紅絹の印象を尋ねられると、ヘウヘスは「見ていないから分からないわ」とキッパリ。その理由は「相手の試合を見てしまうと、自分のファイトスタイルが変わってしまうかもしれないから」と話し、「それに自分のファイトスタイルが出せる時はいつも必ず勝ててきたわ。ファイトスタイルを変えないといけないのは相手の方じゃないかしら」と強気な姿勢を貫いた。

 初防衛戦に向けて「タイトルを守って、また日本に戻って来ることだけに集中しているわ」と意気込みを語っている。 

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