【Krush】新女王ヘウヘス早くも初防衛戦、挑戦者は紅絹
4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.75』の記者会見が、2月2日(木)都内で行われた。
1月大会で無敗の王者KANAから2度のダウンを奪い、タイトルを奪取した第3代Krush女子王者メロニー・ヘウヘス(オランダ/Mike’s Gym)が再来日。早くも初防衛戦を行うことが発表された。
異例とも言える早さの防衛戦となったが、これは「前回の試合が終わった後、すぐに話をした中でMike’s Gymサイドからどんどん日本で試合をしたい、挑戦者にふさわしい選手がいればすぐに防衛戦をやりたいとの要望があった」と宮田充Krushプロデューサーは説明。
続いて「試合直後、次は誰がいいんだろうと考えて最初に思いついたのが紅絹選手でした。KANA選手とも素晴らしい試合をしていましたし、ここでKANA選手とは違う強さを持った紅絹選手がタイトルに挑むのがふさわしいのではないかと思いました」と、挑戦者に元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)を選出したことを発表した。
会見に出席した紅絹は「タイトルマッチをまた組んでいただけて大変嬉しいです。KANA選手とのタイトルマッチはインフルで寝込んでいて会場には行けなかったんですが、映像で見ていました。ジャブでダウンを取る戦いぶりにはビックリしました。でも私はKANA選手よりやりづらいと思う。初対決なら私に有利なところはいっぱいある」と自信を感じさせる挨拶。
「Mike’s Gymの選手はバランスがよくて、ジャブでダウンを取れるのは全ての力がこもっているということ。バランスがいいからストレートでも蹴りでも倒せる選手だと思っています。体が痛いとは思うけれど、そこは踏ん張って行きたい。怖い部分はいっぱいある」と警戒はしているが、「もちろんまともにぶつかって勝てるとは思わないので、自分がやるべきことはある。1年前のKANA戦と変えているところがひとつあって、(Krushのテレビ)解説の小比類巻(貴之)さんからとてもいいアドバイスをいだたいたのでそこを変えました。1年前とは全然違うと思ってください。勝つ確率を1%でも増やしたいのでそれは秘密にしておきます」と、小比類巻の解説からヒントを得たという。
最後には「ベルトは日本にあった方が都合がいい。外国にあるとお金がかかるから。だから私が日本に取り戻すのでちょっといい待遇をしてもらおうと思う」「メロニーにボコられると思っている人も多いと思うが、3分3R動き回れるスタミナは作ってくる。いつも通り期待せずに見てもらえれば嬉しいです」と、紅絹節を炸裂させた。
そして、2014年4月に第2代Krush女子王座決定戦で対戦して敗れているKANAについて、「再戦に呼び出すためにはベルトが必要。それはセットだと思っている」と、メロニーから王座を奪ってKANAとの再戦につなげたいと語った。
一方、初防衛戦が決まったメロニーから届いたコメントは以下の通り。
「Krushでチャンピオンになったことはとても光栄で、誇りに思っている。こうしてすぐに防衛戦を組んでもらい、自分のパフォーマンスをまた日本のファンに見てもらえることがうれしい。挑戦者の紅絹はトリッキーなスタイルだけど、リングで私と対峙すれば、私の強さを思い知ることになると思う。私はKrush王者としてベルトを防衛し、女子のレベルと地位を上げていきたい。そのためにも私が女子の試合でガンガン、ノックアウトを見せていくわ」
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<決定対戦カード>
▼Krush女子タイトルマッチ -50kg契約 3分3R延長1R
メロニー・ヘウヘス(オランダ/Mike’s Gym/第3代Krush女子王者)
vs
紅絹(NEXT LEVEL渋谷/元J-GIRLSミニフライ級王者/挑戦者)
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