【ボクシング】村田諒太、計量クリアで初の世界戦「自信もあるし楽しみ」
5月20日(土)東京・有明コロシアムで開催される『ボクシングフェス2017 トリプルタイトルマッチ』の前日計量が、19日(金)13:00より都内で行われた。
WBA世界ミドル級王座決定戦に出場する同級2位の村田諒太(帝拳)と同級暫定王者でランキング1位のアッサン・エンダム(フランス)はともに72.3㎏で計量をクリア。あとは両者試合を待つだけとなった。
顔周りをほっそりさせ、ヒゲをたくわえ精悍さを増して現れた村田は、しかし計量直前にも笑みを見せるなどリラックスムード。「ここまでよく調整できてきた」と話し、その手応えが落ち着きに繋がっているか、「あとは栄養を摂って動ける体を作って臨みたい。炭水化物をしばらく摂っていなかったので、タラコなど和系のパスタでカーボローディングをしたい」と直前の準備について話した。
12戦12勝(9KO)の村田に対し、エンダムは37戦35勝(21KO)2敗とプロでは3倍近いキャリアを誇るが、村田は「自信もありますし、すごく楽しみ」と明るい表情を見せ、「あとはベストを尽くすだけです」と、ここまでの準備をやり残すことなく積めたことをうかがわせた。
「多くの方に支えて頂いたので、最高の舞台で最高の試合を見せます」と意気込みを結んだ村田。日本人初となる、五輪金メダリストにして世界チャンピオンの誕生はなるか。
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