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【ベラトール】リョートの兄シンゾー、20歳の無敗男と対戦

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2017/06/22(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

弟リョート(左)の誕生日にツーショット写真をinstagramにアップし「ハッピーバースデー!」と書いたシンゾー(右)

 元UFCライトヘビー級王者リョート・マチダの兄、シンゾー・マチダ(40=ブラジル)が、6月24日(土・現地時間)ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催される『ベラトール180』で20歳年下の“無敗男”と対戦する。この大会は“皇帝”ヒョードルやヴァンダレイ・シウバも参戦する注目大会だ。

 シンゾーはリョート同様、日本人空手家の町田嘉三(まちだ・よしぞう)氏を父に持つ日系ブラジル人で、アマゾン河口の町ベレンで幼少時から父の指導を受け、空手の世界選手権で準優勝している。

 総合格闘技は2005年にプロデビューしてTKO勝利したが、1年後に敗れた後は4年半以上ブランクが空く時期もあった。2013年に復帰すると、飛びヒザ蹴りで勝利。そこからは4連勝中で、うち3つでKO勝ちしている。ここ2戦はベラトールで戦っており、前回はジャマール・オカンポ(アメリカ)にハイキックからのパンチで3R、逆転KO勝利した。

 今回の対戦相手ジェイムズ・ギャラハーはアイルランド出身で、ダブリンのSBGアイルランド・ジムで“覇王”コナー・マクレガーの後輩だ。しかも20歳の若武者で、総合戦績は6戦全勝の“無敗男”である。

 先輩マクレガーが打撃系であるのに対してギャラハーは6勝中5つが一本勝ちという“寝技師”だ。ベラトールでは3連勝中で、2連続一本勝ち。得意技は絞め技で、裸絞めによる勝利が4つ、ギロチン・チョークが1つある。

 空手家シンゾーvs寝技師ギャラハーという異種格闘技戦的な匂いの濃厚な戦いになるが、若きギャラハーは「1Rフィニッシュ宣言」をしている。これに対しシンゾーは、ギャラハーの若さより自分の経験がまさると豪語。現地メディアのインタビューでシンゾーは「寝技は確かにうまいが、私なら対応できる」と自信をのぞかせる。

 20歳もの年齢差について問われると、「たしかに彼はとても若い。だが私は、20歳の時の自分よりも今の自分の方が経験を積んで強くなっていると感じる。20歳の頃より、しっかり試合に備えることができている」と年輪を重ねて自分は強くなっていると強調。

 ギャラハーが「相手は40歳だからケガや疲労から回復するのも遅いが、若い自分はいつも元気で休まず練習できている。スピードも自分の方が上だし、有利だ」と言っていることに関して問われると、シンゾーは「そうは思わないね。私はベラトールで2試合戦い、どちらも若い選手が相手だったが、彼らを倒している。前回の試合(オカンポ戦)は3Rまで行き、激戦だったから私も疲れたが相手も疲れていた。でも最後はKOできた」と振り返る。

「それに私は毎日若い選手たちと練習している。技術やポジショニングの練習だけでなく、スパーリングもしているが、とてもいい感じでやれている。ギャラハーは私ほど経験がない。私はとても自信があるし、絶好調だよ」

 今回の試合には弟リョートも駆けつけ、セコンドにつくという。40歳のシンゾーが“経験の差”を見せつけて20歳の若武者に初黒星を味わわせることが出来るか。

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