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【巌流島】エース・菊野、無差別級のテーマは”勇気”

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2017/08/31(木)UP

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武道家のオーラを漂わせていた菊野

 9月2日(土)千葉・舞浜アンフィシアターにて開催される『巌流島 ADAUCHI 2017 in MAIHAMA~サムライたちの仇討ち(REVENGE)~』に出場する選手達の個別インタビューが、8月31日(木)都内で行われた。
 
 巌流島のエース・菊野克紀(沖縄拳法空手/日本)は対日本人無敗のマーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ/ブラジル)と対戦する。
 
 現在のコンディションは「普通です。ここまで練習したのだから大丈夫だろう、というところまで来ています」と穏やかな表情で話した菊野。
 
 5月大会は自分よりも57kg重いジミー・アンブリッツと戦い、今回のレロも自分より10kg以上重く2戦連続で無差別級の戦いとなるが「結局、前回のジミー戦もそうなんですけど僕よりデカイしリーチが長いんですよね。だから、僕の攻撃を当てるには中に入るしかない。勇気を出さないと何も出来ないので、今回の課題も勇気です」と前回と同じく”勇気”がポイントだという。
 
 カポエイラがバックボーンであるレロの印象は「台風や竜巻みたいなイメージ(レロは回転蹴りを多用する)。中途半端に入ってしまうと吹っ飛ばされる。なので、本当に勇気を出して台風の目(レロの懐)まで入って行かないと何も出来ずに倒されてしまう。無傷で中に入れるような甘い竜巻では無いので覚悟を決めつつ見切って入る」とカポエイラの動きを警戒している。
 
 対策としてカポエイラのジムに出稽古に行ったといい「カポエイラは見ているだけだとダンスの様に見えるので(出稽古に行くまでは)あまり武術的な見方をしていなかった。だけど、実際にカポエイラの選手と練習してみると本当にやり辛いし、理に適っていると感じた。(カポエイラ特有の)回転蹴りが2周も3周もガンガン来て、しかも前に進みながら来るので(スパーリングでは)喰らってしまいました」と身をもって体感したようだ。

 そして、勇気を持ち合わせるために普段から心掛けている事はあるか、という質問には「心技体は別々では無いんです。どれだけ心が強くても技術と身体の強さが無かったら、どうしたって怖いんです。だけど技術を身に付けて身体も出来上がると、その上で覚悟が決まって『よし、行ってやる』と勇気が出てくるんです。今回も、それだけの技術と肉体を作って来ました」と答え、試合までの準備が大切だという。
 
 最後に、この試合で何を見せたいかと聞かれ、長い沈黙の後「やっぱり”勇気”ですね。多分、出場者みんな怖いと思うんですよ。だけど、前に踏み出す。なりたい自分になるとか自分を好きになるためとか、それぞれ目標があると思うんですけど、そうなるためにはビビッていても立ち向かわなければいけない。立ち向かえる自分になるためにみんな格闘技をやっていると思うので、そこを見てもらいたいし自分も見たいです」と熱く語った。
 
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