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【シュートボクシング】海人、真エースになるための初試練「勝ち方にこだわる」

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2017/09/14(木)UP

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SB日本ライト級1位・海人(C)SHOOT BOXING

 9月16日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2017 act.4』のメインイベントに出場するSB日本ライト級1位・海人(TEAM F.O.D)の試合直前インタビューが、主催者を通して発表された。

 6月大会ではSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭とノンタイトルで対戦した海人は、1R2分18秒、ヒジ打ちによるTKO勝ちで大番狂わせを起こした。「お互いに様子見の段階で決まったので勝ったことにあまり実感がありません。狙えるときに狙って行こうと思っていてヒジが当たったんですが、お互いにまだちゃんと強さを出せてない状況で終わってしまったので、もうちょっと試合時間を伸ばしてもよかったかなと。ですが、斬りたいと思っていてそういう結果になってので良かったとは思います」とヒジでの決着に満足したという。

「今は宮越戦に集中していますが、鈴木選手との再戦オファーがあれば受けて立ちます。いきなりヒジを当てて斬って勝ってしまったので、たまたま当たったとちゃうんか?と思われてしまうかもしれないじゃないですか。ヒジありだから勝てたと言われるのも嫌なのでヒジなしでもやりたいと思います」と鈴木との再戦にも意欲を見せる。

鈴木のガードの隙間からヒジを炸裂させた海人

 前回がヒジありルール初挑戦ということでヒジ打ちについては「以前から練習していたこととはいえ、急にヒジありルールに決まったことなので、何かヒジを打つ映画はないかなと探していく中、映画『マッハ!』を見てヒジを勉強しました。1週間レンタル出来たので1日1回は1週間ずっと見ていました」と意外にもムエタイアクション映画を参考にしたヒジだったと明かす。

 今回の相手はWBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の宮越慶二郎(拳粋会)については「他団体のチャンピオンですし、ここで勝ったら美味しいですよね。いつかやるんじゃないかなと思っていた選手なので対戦が決まって良かったです。ニンジャ・フットワークと言われている独特な左右に動くステップからパンチを打つタイプなのでちょっとやりにくい相手」というが、「攻めに弱い部分もあるので、今回は前進しながら攻めるスタイルを見せたいと思います」と攻略に自信を見せる。

“新エース”となった海人は真エースになるために、初の試練を乗り越えることができるか。

●編集部オススメ記事
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