【K-1】やりすぎ皇治、今度は卜部挑発で乱闘寸前

2017/12/29（金）UP
（最終更新：2018/03/16 15:39）

　2018年3月21日（水・祝）さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN～K’FESTA.1～』の公開記者会見が12月28日（木）都内で行われ、新たに4カードが発表された。

　会見にはK-1スーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフ（ベラルーシ）以外の7選手が出席し、小宮山工介（K-1ジム北斗会館）と郷州征宜（K-1ジム総本部チームペガサス）こそ互いをリスペクトする言葉を交わす友好的なムードとなったが、卜部弘嵩（K-1 GYM SAGAMI-ONE KREST）と皇治（TEAM ONE）、中澤純（TEAM Aimhigh）と左右田泰臣（K-1ジム・シルバーウルフ）は挑発的なコメントが飛び交うピリピリムードに。

　中でも皇治は卜部に対し、「すぐ倒れないよう、ハンデをつけてやる」とヘッドギアの代わりにこれを着けろとバイク用のヘルメットを持参。強引に卜部へ渡そうとしたが、卜部は跳ね除け、会見後のフォトセッションでも両者が乱闘寸前となるなど一触即発の事態に。今回も皇治らしい荒れ模様の展開となった。

　卜部は「（さいたまスーパーアリーナの大舞台で試合することには）旗揚げ当時からやってきていますし、出て当然かなと思っています。（皇治に）いろいろ言われているのは耳に入って来ていて、相当頭に来ているので、試合で倒して黙らせます。ここで言い合いをしていてもしょうがない。勝って黙らせます」と静かなる怒り。

　一方、ヘラヘラと笑みを浮かべる皇治は「（卜部との対戦は）ちょっと遅いよ、宮やん（＝宮田プロデューサー）。もう興味ないから。同い年だから調子こいてる28歳と、落ち目の28歳の差を見せたいと思います。（卜部は）昔は実力があったんじゃないかと思いますが、今はかわいそう。楽勝だから、みんなと遊びながらゆっくり練習して頑張ろうかな」と挑発的なコメントを残した。

　以下、各選手のコメント。

小宮山工介
「（※両者は2014年1月に対戦し小宮山が判定勝利。前回の試合から変わったのは）K-1で試合をするようになったこと、実家が火事になったり、K-1ジムの代表にもなりましたし、いろいろありました。人命救助もそうですし、スタウロフ選手もそうですし、いろいろあって、郷州選手も乗り越えます」

郷州征宜
「小宮山選手はデビューした時からチャンピオンでしたし、人命救助もして、人としても格闘家としても尊敬しています。このチャンスを絶対ものにしてリベンジさせて頂きます」

中澤　純
「（前回勝ったのは）ミラクルとか言われたので、思い切りぶっ倒してやろうと思います。（大和戦の敗北は）少し天狗になっていた部分があったかと思います。でも負けて反骨心が出てきて、しっかりと強い状態で試合ができると思います」

左右田泰臣
「相手には僕と絡んだことでK-1に上がれたこと感謝してほしいし、8月に起こったミラクルをペイバックしてほしい。さいたまスーパーアリーナだろうが新宿だろうが、僕のやることは変わらないので、僕のやることをしっかり見せていければと思います」

＜決定対戦カード＞

▼K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R
チンギス・アラゾフ（ベラルーシ/Gridin gym/王者）
vs
日菜太（クロスポイント吉祥寺/挑戦者）

▼スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
卜部弘嵩（K-1 GYM SAGAMI-ONE KREST/第2代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級元王者）
vs
皇治（TEAM ONE/ISKA世界ライト級王者）

▼スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
小宮山工介（K-1ジム北斗会館/第3代RISEスーパーフェザー級元王者）
vs
郷州征宜（K-1ジム総本部チームペガサス/第6代Krush -60kg王者）

▼スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
中澤　純（TEAM Aimhigh/第5代Krush-65kg王者）
vs
左右田泰臣（K-1ジム・シルバーウルフ/K-1 WORLD GP 2014-65kg世界トーナメント準優勝）

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