【K-1】あわや大乱闘、皇治の挑発に大雅がブチギレる
6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』の記者会見が、4月5日(水)都内にて行われた。
会見ではスーパーファイト(ワンマッチ)として、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(TRY HARD GYM)vs ISKA世界ライト級王者・皇治(SFK)の一戦が発表された。宮田充K-1プロデューサーは「大雅選手には6月出場をオファーしていて、対戦候補選手が国内外問わずたくさん上がっていましたが、TRY HARD GYMさんに提案したのが皇治選手でした。どんな展開が繰り広げられるのか予想もつかない興味深いカード」と紹介。
皇治は「今回自分はお兄ちゃん(卜部弘嵩)の方とやりたいと言っていたんですが、おぼっちゃま君になってしまった。俺が興味あるのは1階級下の王者であるタケポン(武尊)とやりたいと思っている。だからサクッとこのおぼっちゃま君に勝ってタケポンとやりたい」と、いきなりの挑発モード。
大雅は「1RでKOする。それだけです」とし、望んでいた外国人選手の強豪ではなく日本人選手が相手になったことについて「ナメられていると思った。今回しっかりKOしたいと思います。全部自分の方が上です」と、不満を隠せない。
すると皇治は「もっと大きい声で喋ろうな」と挑発し、「(何を言われても)別に何とも思わない。ぶっちゃけ自分はK-1のベルトが欲しいわけではなく、強いヤツが集まる最高の舞台で有名になってやろうと思って参戦したから」と、大雅が保持するタイトルには興味がないと言い放つ。
ところが、「でもこうやってベルトを見ると大きくてカッコいいな。カッコいいんで俺がもらってやります」と、大雅の前に置かれていたベルトを奪い取り、自分の前に置くという暴挙。さらに、「最高の舞台で最高に輝いているのがタケポン。欲を言えばタケポンに肥えてもらって少し体重を上げてもらいたいけれど、やれるなら俺がダイエットしてやります」と、大雅を無視するような発言。
やりたい放題、言いたい放題の皇治に対し黙っていた大雅だが、今の気持ちを聞かれると「殺してやろうと思っていますよ」と怒鳴るようにコメント。
睨みつける大雅に対し、薄笑いを浮かべる皇治。その態度に怒りが頂点に達した大雅は立ち上がり、皇治につかみかかろうとしたところでスタッフが総がかりで両者を止めに入った。
しかし、両者が引き離されたところで皇治はなんと中指を突き立てての挑発。これで完全にキレた大雅は机を回り込んで皇治の方へ。皇治のスーツをつかみ、両者がもみ合うのをスタッフが力ずくで引き離し、大雅を会見場の外へ連れ出した。その姿を仁王立ちとなって睨みつける皇治。
予定されていた会見後のツーショットは「主催者が危険と判断して中止」となり、宮田プロデューサーは「乱闘になってすいませんでした」と集まったマスコミとファンに謝罪した。
完全に遺恨が勃発した大雅vs皇治。武尊vs小澤の遺恨試合よりも危険な試合となりそうだ。
●写真で見る大雅vs皇治の危険な一部始終
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
大雅(TRY HARD GYM/第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、K-1 WORLD GP 2016 -60kg日本代表決定トーナメント優勝)
vs
皇治(SFK/ISKA世界ライト級王者、HEATキックルール・ライト級王者)
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