【K-1】「過去最強の武尊を見せる」と意気込み
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』の記者会見が、2月7日(水)都内にて行われた。
K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(TRY HARD GYM)の王座はく奪に伴い、今大会で「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が行われることが決定。
当初、大雅のタイトルに挑戦することが決まっていたK-1 WORLD GPフェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の1回戦の相手は、ISKA世界スーパー・フェザー級王者スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)。昨年9月大会に初来日し、大雅からパンチで3度のダウンを奪いKOしている。
対戦カード変更について武尊は、「今回カードが変わってしまって、3月大会を楽しみにしていた人たちがガッカリするのが一番悔しくて。それよりもっと面白いと思ってもらえるのはトーナメントしかないと思っていました。ただ最初に話を聞いた時は、元のカードのための練習をしていたのでいろいろ考えることがあったのと、先輩で兄貴のような存在の卜部弘嵩君も出るので出場を辞退したいと話しました。でもファンが見たいのは最高の大会だと思うので、そのために僕は人生を懸けて3月は3試合を全力で戦いたいと思います」と、悩んだ末に出場を決意したという。
1回戦で対戦するスタウロスには「元々65kgでやっていた選手なのでパワーもあるし、大雅をKOで倒しているのもあって、それが一番のモチベーション。前のチャンピオンを倒している選手と1回戦でやれるのは一番のモチベーションです。逆に僕が1RでKOで倒したい」と闘志を燃やしてのKO宣言。
スタウロスからの「武尊は決して下がることなく、パンチの破壊力が素晴らしい。ファンがどんなファイトを見たいか分かっている選手で、自分とよく似ている。今回のトーナメントで自分と武尊の試合は事実上の決勝戦だろう。K-1のベルトを母国ギリシャに持って帰ることは自分の使命だ」とのコメントが読み上げられると、「僕もそのつもりです」と武尊も“事実上の決勝戦”と捉えているようだ。
タイトルマッチがトーナメントに変わったことには「僕もスーパー・バンタム級、フェザー級とトーナメントをやってきましたが、トーナメントだと思ってやると足元をすくわれる。全部ワンマッチだと思って一試合一試合やって戦うしかないと思っています」との気持ちで臨む。
また、決勝で戦いたい相手を聞かれると「反対側のブロックにはは先輩の弘嵩君がいるので、勝って欲しい気持ちがあるんですが、やはり世界トーナメントですし、タイの選手が出ているので決勝戦でタイ人を倒せたらいいなと思っています」と、今回が初参戦となるREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者の“超攻撃型ムエタイ”スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム)の名を上げた。
そして「(タイトルマッチの)1試合が3試合になっただけ。(3階級制覇の目標は)変わらないから気持ちは保てています。今までの僕の試合を見て来た人は分かると思いますが、逆境が大きければ大きいほど僕は強いので“過去最強の武尊”を見せることが出来ると思います」と宣言。
「カードがこうなったことにはいろいろな原因があったし、許せないことがあったが、いま言ってもしょうがない。その件についてコメントしろと言われていますが、僕の中では終わったことを言ってもしょうがない。3月を最高の大会にすることだけを考えているので、終わったことを言うつもりはない。3月を最高の大会にして、K-1が最高だってことを伝えられればいい。僕が優勝して最高にします」と、前を向いた。
●編集部オススメ
・武尊は王座決定トーナメントに出場、1回戦の相手は大雅をKOしたスタウロス
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