【レベルス】弟・瑛作がライバル 小笠原は宮元戦に自信
2月18日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.54』のセミファイナルで「橋本道場vsREBELS」として元WPMF世界スーパーバンタム級王者・宮元啓介(橋本道場)と戦う、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者・小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
対戦相手の宮元は、小笠原の弟・瑛作に一昨年12月にKO負けを喫しており、小笠原兄弟へのリベンジを狙う。小笠原は去年1月にもINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得している。現在5連勝中だ。
小笠原の急成長は、弟・瑛作の存在が大きい。「自分の感覚では、ずっと瑛作のことを追いかけている感じでした。キックを先に始めて、プロデビューしたのも瑛作が先ですし、KNOCK OUTで活躍しているのも刺激になっています」
それが一昨年から瑛作が階級を上げて、同じ55kgになったことで兄弟は直接的なライバルとなった。「瑛作が同じ階級になってからは感情的になるようになりましたね。やっぱり『負けていられない』という燃え上がるような気持ちがあります」と、追いかける対象からライバルになったと語る。
今回の宮元には瑛作が先に勝利しており、当然比較をされるが、以前にも同じケースがあった。波賀宙也との試合で、瑛作は2RKO勝ち(17年2月)、小笠原は4RTKO勝ち(17年6月)を収めた。
「波賀選手との試合は正直、やりづらかったです。瑛作がヒジでカットしてあっさりと勝った相手なので、嫌だな、と。ただ、同じぐらい楽しみな気持ちもあって、試合になると楽しみな気持ちが上回りました。今回の宮元選手との試合も、比較されるとは思いますけど、楽しみな気持ちが強いです」とプレッシャーは克服したと語る。
「宮元選手はキャリアがありますし、足とかお腹とか『痛い』では倒れないと思う。ヒジでカットするか、意識を飛ばすしか倒せないと思うので、そこに持っていけるように。
今まではパンチに自信があって、パンチだけに偏ってしまったり、バランスが崩れた時期もあったんですけど、今はいろんな攻撃を、バランスが取れて出来るようになりました」とバリエーションある攻撃の中でKOを狙う。
「今年はもっと大きな舞台に出たい」とも。「そのためにも、宮元選手との試合が大事だと思っています。ここで魅せるか、魅せないかで大きく変わってくると思うので。だからって気負いもないです。試合当日の自分を信じているので。毎日、自分の出来ることをやってきたので、自分の進化した姿を見せます」と、自然体の自分で勝利を目指すと語った。
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