【ホーストカップ】世界二冠王者・KO量産の国崇vs“闘ふ神主”櫻木崇裕が決定

2018/07/09（月）UP
（最終更新：2018/07/09 15:55）

　9月2日（日）愛媛県・アイテム愛媛にて開催される『HOOST CUP　KINGS EHIME～四国合戦～』の第一弾対戦カードが発表された。

　WKA＆ISKA世界ムエタイフェザー級王者の国崇（38=NJKF拳之会）が、元INNOVATIONフェザー級王者・櫻木崇裕（32=武勇会）と対戦する。

　キックボクシングの老舗団体『NJKF』の大黒柱・国崇は88戦51勝（35KO）34敗3分の戦績を持つ国内屈指のベテラン選手。これまで7つの王座戴冠経験がある。昨年11月のレベルスで元J-NETWORKスーパーバンタム級王者・炎出丸に判定負けを喫したが、その前は6戦連続でKO勝利していた。

　対する櫻木は、香川県高松市の廣田八幡神社で神主を務め自ら“闘ふ神主”と名乗る変わり種。フルコンタクト空手出身でバランスのいい攻撃を持ち味とし、2016年10月にINNOVATIONフェザー級王座を獲得した。昨年7月に初防衛に成功後、今年5月に浅川大立に判定負けして王座を失った。今回は大物相手にモチベーションの上がる復帰戦となる。

　櫻木はコメントで「1団体のチャンピオンでもなくなった僕が対戦するには恐れ多いくらいの実績ある選手ですが、これほど燃えるシチュエーションはありません。9月までに最近僕が勝てなくなったポイントを修正し、長所は更に伸ばして最高の状態で試合に挑みます」と、ベストの状態に持ってゆき世界二冠王者を相手に番狂わせを狙う。

　また、メインイベントではHOOST CUP EXミドル級王者でWPMFスーパーウェルター級王者のチューチャイ・ハーデスワークアウトジム（37＝ハーデスワークアウトジム）が、元DEEP☆KICK 70Kg暫定王者で地元四国の英雄、藤元洋次（36=OZMOSIS）と対戦する。

　HOOST CUP EXミドル級王者のチューチャイは、今年2月の京都大会でWPMF日本スーパーウェルター級王者・村井崇裕と互いのタイトルを懸け合うダブルタイトルマッチで対戦。その試合に勝利し、WPMF日本王者との二冠を達成した。過去には4冠王ダニロ・ザノリニや元K-1 MAX日本王者・長島☆自演乙雄一郎にも勝利している強豪だ。

　相手の藤元は元WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者の白神武央や、MuayThaiOpenスーパーウェルター級王者など4冠王のTOMOYUKIに勝利したことのある実力者。チューチャイとは16年の6月大会で対戦し判定で勝利している。

　藤元はコメントで「自分が出場する以上は自分が一番最高の試合をし、最高に盛り上げ、命を懸けたギリギリのエンターテインメントを楽しんで頂きたいと思ってます。その思いは誰よりも強く持っています。絶対に損はさせない戦いを見せます。他の選手は知りませんが、自分がメインで命を懸けた戦いを見せる事を約束します。自分は絶対に引きません」と、メインイベンターとしての誇りにあふれたメッセージで試合を盛り上げると約束した。

　また、INNOVATION スーパーウェルター級王者の門田哲博（32=武勇会）と、元NJKF＆WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者・白神武央（30＝拳之会）の対戦も決定した。

　門田は地元愛媛県出身でパンチ、キックともにバランスの取れたアグレッシブファイター。
　一方の白神は180cmの長身から繰り出すストレートを得意とするサウスポー。5月のNJKF岡山大会でISKAキックボクシング世界スーパーウェルター級王者のソニー・ダグリードに敗れ、今大会に再起を懸ける。
　両者は過去に2度戦っており、1勝1敗。3度目の対戦で完全決着となるか。

＜対戦決定カード＞
▼HOOST　CUPルール（ワンキャッチ・ワンアタックルール）70Kg契約　3分３R（延長１R）

チューチャイ・ハーデスワークアウトジム（ハーデスワークアウトジム/HOOST CUP EXミドル級王者/WPMF,Sウェルター級王者）
vs
藤元洋次（OZMOSIS/元DEEP☆KICK70Kg暫定王者）

▼EXルール　57,15Kg契約3分５R（延長なし）
国崇（NJKF拳之会/WKA＆ISKA世界ムエタイフェザー級王者）
vs
櫻木崇裕（武勇会/元JAPAN KICK INOVATIONフェザー級王者）

▼EXルール　７０Kg契約3分３R（延長１R）
門田哲博（武勇会/JAPAN KICK INNOVATION スーパーウェルター級王者）
vs
白神武央（拳之会/元NJKF＆WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者）

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