2018/07/27（金）UP
（最終更新：2018/07/27 12:54）

元横綱・朝青龍が推薦するボルドプレフ

　7月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』に出場する全選手の個別インタビューが、27日（金）都内にて行われた。

　無差別級マッチでシビサイ頌真（しょうま/27＝倉本流武術）と対戦するボルドプレフ・ウヌルジャルガル（30＝モンゴル）は、元横綱・朝青龍が推薦する、柔道とモンゴル相撲をバックボーンに持つ重量級選手。

　2016年には中国の『Chindao MMA』に参戦し、現在人気絶頂中の“カンフーパンダ”ことアオルコロと対戦し、初回TKO勝利を収めている。また、グラップリング大会などにも積極的に出場しており、2013年に行われた『ADCCアジア大会』では3位に入賞。

「コンディションは問題なく元気です」とボルドプレフ。シビサイについては「相手の試合映像が無くて情報は少ない。でもひとつだけ、見た感じでは勝てる可能性はある。立った状態から倒す相撲的な技を見せたいので、相手を高く持ち上げて投げたい。短時間で相手を倒すいい試合をしたい」と、短期決着を目指すとした。

　朝青龍からは「モンゴル代表として出場しているので頑張ってください、と言われました。前回は経験不足のモンゴルの選手が出て敗れているが、なるべくそうならないように頑張ってください、と言われたので頑張りたいと思います」と、昨年12月に高谷裕之と対戦していいところなく敗れたバータル・アズジャブハランのようにはならないでくれ、と言われたという。

「朝青龍さんは人として、スポーツマンとして尊敬しています。若い頃に相撲をしていて、モンゴルのスポーツとは違うスポーツでもモンゴル人が優勝できて活躍できるところをテレビで見ていました。引退してもモンゴルの若者たちを、こういう風に試合に出していただけることを誇りに思っています」と朝青龍へのリスペクトも口にした。