【パンクラス】地震の影響により3日後の北海道在住選手の試合中止

2018/09/06（木）UP
（最終更新：2018/09/06 19:45）

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　9月9日（日）東京・新木場のスタジオコーストにて開催の『PANCRASE 299』に出場が決まっていた、北海道在住の後藤丈治（22＝P’sLAB札幌）の欠場が発表された。

　パンクラスでは、9月6日未明に起こった北海道地震の影響により後藤の試合出場は困難と判断し、中止を決定した。

　後藤は自身のSNSにて地震発生直後「飛行機やJRを使わなければいけない状況にある人や、仕事のことを考えなければいけない人、この後に本震がくる可能性が高いので、そのことを忘れずにいてください。自分も上記のような状況下にいるのですが、まずは地震にしっかり備えます」と他の人々に向けてメッセージ。

　そして試合中止の決定後には、「報告があります。今週の日曜日に出場予定であったPANCRASEの試合ですが、北海道地震による被害により、欠場する運びとなりました。対戦予定であった立花選手、関係者の方々、応援していただいている方々、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません」と無念の言葉を綴っている。

　後藤は空手（二段）と柔道（二段）を学び、大学2年の夏に単身カナダへ渡ってMMA（総合格闘技）の名門ジム「TRISTAR GYM」（UFC2階級制覇王者ジョルジュ・サンピエールが所属）にて武者修行。帰国後の2016年10月にパンクラスでプロデビューし、戦績は6勝2敗1分。また、ムエタイやキックボクシングの試合にも出場して勝利している。北海道大学経済学部に在学中。8月には後援会が発足したばかりで、今回が後援会発足後、初の試合となるはずだった。

　なお、プレリミナリーファイト第1試合で後藤と対戦相手だった立花恵介（スーパータイガージム田中塾）の試合は、次回10月21日に開催される『PANCRASE 300』に振り替えられる予定。

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