【K-1】武尊よりも目立ちたい武居由樹「面白い試合じゃなく、一方的に倒して勝つ」

2018/09/11（火）UP
（最終更新：2018/09/11 18:32）

　9月24日（月・祝）さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』に出場する、K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹（22＝POWER OF DREAM）が都内の所属ジムにて公開練習を行った。

　公開練習で武居は古川誠一会長と2分1Rのミット打ちを披露。古川会長がパンチミットを構えただけで、そこに複雑なコンビネーションを次々と打ち込み「会長の指示がなくて、会長がミットを構えただけで身体が反応しちゃいますね」と軽快な動きを見せた。

　今回の相手はWMF（世界ムエタイ連盟）欧州スーパー・バンタム級王者のアクラム・ハミディ（19＝フランス）。ムエタイルールで活躍しているフランスの若き実力者だ。
　武居も「映像を見て『強いな！』と感じました。動きが変則的なわけではないですけど、リーチも長くて少しやりにくそう」とハミディの強さを認める。

　武居にとってムエタイスタイルの選手と戦うのは初めてとなるが「普段からムエタイのジムにも出稽古に行っているので、しっかり距離を詰めて倒せるようにしたい」とKO勝ちのビジョンは見えている。

　さらに武居は「今回は分かりやすく倒して、面白い試合じゃなく、武居が凄かったという試合をしたい。一方的に倒して勝ちたいですね」と圧勝を宣言。
　今大会では武尊のスーパーファイトや初代クルーザー級王座決定トーナメントなど注目カードが並んでいるが「僕は試合では一番目立ちたいので、一番目立つ勝ち方で盛り上げたいです」と続けた。

「今回しっかり勝って『K’FESTA.2』（2019年3月10日・さいたまスーパーアリーナ）のメインイベントをやりたい。見ている人たちに『K’FESTA.2』のメインをやるのは武居だなと思わせるような試合をしたいですね」と『K’FESTA.2』でのメイン獲りを宣言。
　対戦したい相手を聞かれると「あまり海外選手は詳しくないですけど、いずれはタイの強豪やチャンピオンとやってみたいです」と語っている。

　武居は宣言通りの圧勝劇で「K’FESTA.2」のメインにつながるインパクトを残すことが出来るか。

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