【RISE】ロッタン再来襲が決定、迎え撃つはミスターRISEの裕樹
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ロッタン（写真パネルの人物）との対戦が決まった裕樹。必殺のローキックでKOすることが出来るか
11月17日（土）東京・両国国技館にて開催されるキックボクシングイベント『RISE 129』の記者会見が、9月27日（木）都内で行われた。
今年6月大会に初来日し、RISE世界フェザー級王座決定戦で那須川天心と大激闘を展開したルンピニー＆ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級1位ロッタン・ジットムアンノン（21＝タイ）のファン待望の再来襲が決定した。
那須川天心（右）と大激闘を展開したロッタン
ロッタンは那須川と延長戦まで戦い、無類のタフネスと攻撃力で那須川をこれまでで最も追い込んだ。その後は6月、7月、8月、9月と連戦し、いずれも強豪を相手に勝利。戦績を111勝41敗6分として日本へ再び乗り込んでくる。
そのロッタンを今回迎え撃つのはスーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級とRISE史上初の3階級制覇を成し遂げた“ミスターRISE”こと現スーパーフェザー級1位の裕樹（35＝ANCHOR GYM）。当初はRISEでロッタンの相手を公募しようと考えていたところ、いち早く裕樹が名乗りをあげた。
会見に出席した裕樹は「ロッタンは世界から注目されていて世界からオファーが来ていると聞いています。そんな彼がRISEに再来日してくれることを光栄に思います。僕は11月の試合の時点で36歳を迎えます。引退も近いです。今までは一人で練習の核の部分は決めてやってきましたが、こうなると勝つためには他の人に頼り、教えを請わないといけない。いろいろな人にいろいろなことを聞いて学んでおります。最高のトレーナー、仲間、ファンがいて、おっさんの年齢になっていますが最高の試合をして、そして僕の大切な人たちが何か迷った時に頑張ろうと思ってもらえる試合をしたい。ロッタンとバチバチに殴り合って最後は勝ちたいと思います」と、この試合に懸ける想いを語った。
国内外の強敵を倒してきた裕樹のローキック
裕樹と言えば国内最強のローキックの使い手。これまで国内外の強敵をローキックで倒してきたが、ロッタンにも通用するのか。
「天心と僕ではスタイルが違います。パンチは効かないのかなと思いますが、ローは分からない。今まで60kg前後でいろいろな相手とやってきて効かなかったことがないので、効かせる自信も倒す自信もあります。だから今回手を上げました」と、裕樹は必殺のローで倒す自信があるという。
裕樹はRISEスーパーフェザー級王座を奪い返して引退すると公言しており、「それ（タイトル挑戦）はRISEには叶えて欲しいと思っています。でも、ロッタンとどう？と言われて手を上げないファイターはいない。強いヤツとやりたかったし、相手が強ければそれでいい。タイトルマッチもやりたかったけれど、ロッタンともやりたかった」と、この試合をクリアーしてタイトルマッチを実現させたい構えだ。
また、裕樹は「前回の幕張メッセ大会も凄く大きい会場でもの凄い盛り上がりました。14～15年前、100人くらいの会場でRISEはスタートして、ここまで大きくなったのはRISEには来る者は拒まず、去る者は温かく見守る、そういった信念があったからだと思っています。天心がそのRISEにいるのは偶然ではなく必然だと思っています。若いファイターが集まって来ていますし、こうして集まるのも信念がもたらした結果だと思っています」と、ベテランらしい言葉も残した。
＜決定対戦カード＞
▼RISE World Series -59kg契約 3分3R延長1R
裕樹（35＝ANCHOR GYM/初代RISEスーパーフェザー級王者、初代RISEライト級王者、第3代RISEスーパーライト級王者、RISEスーパーフェザー級1位）
vs
ロッタン・ジットムアンノン（21＝タイ/ルンピニー＆ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級1位）
▼第7代RISEバンタム級王座決定戦 3分5R無制限延長R
鈴木真彦（21＝山口道場/RISEバンタム級1位、WBCムエタイ日本同級王者、DEEP☆KICK 55kg王者）
vs
結城将人（31＝TEAM TEPPEN/RISEバンタム級3位）
▼第2代RISEウェルター級王座決定戦 3分5R無制限延長R
“ブラックパンサー”ベイノア（23＝極真会館/RISEウェルター級2位、J-NETWORKウェルター級王者）
vs
渡部太基（31＝TEAM TEPPEN/第4代Krushウェルター級王者、WPMF日本ウェルター級王者）
▼-66.5kg契約 3分3R
HIROYA（26＝TRY HARD GYM/初代Krush -65kg王者）
vs
内村洋次郎（33＝イングラム/初代ZSTウェルター級王者）
▼フェザー級 3分3R延長1R
森本“狂犬”義久（28＝BRING IT ONパラエストラAKK/RISEフェザー級1位）
vs
篠塚辰樹（20＝TEAM TEPPEN/RISEフェザー級4位）
▼ライト級 3分3R延長1R
北井智大（27＝チームドラゴン/RISEライト級3位）
vs
白鳥大珠（22＝TEAM TEPPEN/元WPMF日本スーパーフェザー級王者、RISE同級4位）
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