2018/09/29（土）UP
（最終更新：2018/09/29 23:39）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

王者ゴンナパー（左）有利の予想に反論する大沢（右）

　9月30日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.93』の公開計量＆前日会見が、29日（土）都内にて13：00より行われた。

　ダブルメインイベント第2試合のKrushライト級タイトルマッチで対戦する、王者ゴンナパー・ウィラサクレック（タイ/WSRフェアテックスジム）は1度目の計量で63.2kgと規定体重の62.5kgを700グラムオーバー。しかし、再計量では62.2kgと300グラムアンダーで無事クリアーした。挑戦者・大沢文也（27＝TANG TANG FIGHT CLUB）は62.5kgで一発クリアー。

　その後に行われた記者会見で、ゴンナパーは「てっきり63kgだと思っていて、体重をオーバーしてしまった。特に問題なかったので、62.5kgまで無事に落とすことが出来た」と打ち明けて苦笑。続いて「大沢と向かい合っても何も感じなかった。明日は自分がやることを全力でやるだけ。大沢は自分に勝てないだろう。自分は面白い試合をしたいし、逃げるような試合はしたくない。明日は全力で戦って大沢を痛めつけてやろうと思う」と、自信満々のコメントを発した。

ミドルキックだけではなくパンチも強いゴンナパー

　対する大沢は「明日チャンピオンになる大沢です」とあいさつすると、「めちゃめちゃ気合いが入っています。僕らしくなく全然遊ばないで、毎日、朝昼夜と練習してゴンナパー選手のことばかり考えていました。明日は勝ちたい気持ちが強い方が勝ると思います。僕の方が勝ちたい気持ちが強いので、僕が勝ちます」と勝利宣言。

　さらに「向かい合って確信しました、勝てます。直感的に思いましたね。勝ったなって」と、もはや勝ったも同然と言わんばかり。ゴンナパーの発言に対しても「さっきゴンナパー選手から『痛めつける』って言われたんですけれど、どこを痛めつけられるんだろう？と思って（苦笑）。マジでぶっ倒しますよ。もちろん盛り上げたいとは思いますけれど、勝てりゃあなんでもいいと思います。ゴンナパー選手が卜部功也選手（K-1ライト級王者）とやりたいのは分かるけれど、ちょっとナメすぎだろって。俺がいるし、卜部選手とは絶対にやらせないですよ」と、卜部戦を阻止すると語った。

ボクシングテクニックに定評のある大沢

　不利と見られていることがよほど頭に来ているのか、大沢は「明日はいろいろな人が僕とゴンナパー選手の試合を楽しみにしていると思いますが、SNSでもいろいろな意見や言葉を見ていて、ファンの人はみんなゴンナパー選手が勝つと思っています。俺が負けると思っています。これはファンの人には失礼かもしれないですけれど、ゴンナパー選手にもファンの人にも『ナメんなよ！見てろよ、くそったれ！』って試合をします。明日勝って全部ひっくり返します。で、一夜明け会見で笑って宮田さん（K-1プロデューサー）と話します」と、予想を覆すつもりだ。

　ゴンナパーはそれに対し、「明日はいつものように戦って全力で勝つ。卜部功也戦が実現できるかどうかも明日の結果で分かるだろう。ファンのみなさんに楽しんでもらえる試合をするし、必ずベルトを防衛したい。一夜明け会見にどちらが出席するかは明日分かることだ」と、冷静に答えた。

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