2018/10/27（土）UP
（最終更新：2018/10/27 11:00）

上段前蹴りをクリーンヒットさせる辻出（右）

　10月28日（日）に開催される『HOOST CUP　KINGS OSAKA3』（大阪・エデイオンアリーナ大阪第2競技場）。
　HOOST CUP日本ライト級（60kg）タイトルマッチが行われ、王者・辻出優翔（25=京滋キック振興会・京賀塾）に元ISKA世界ムエタイスーパーフェザー級王者・中嶋平八（32=NJKF誠至会）が挑戦する。

　辻出は16年に王座を獲得。二度目の防衛戦となる。辻出は挑戦者の中嶋の印象を「元世界チャンピオンなので絶対強いと思います！でも今までも強い選手とぶつかってきたのでその経験をいかして全てで上回ります」と完勝で防衛する。「僕はKO少ないですが、毎回KOは狙っています。今回もKO勝ち狙って、会場が盛り上がる試合にしたい」とKO勝利を宣言した。

中嶋が4つ目の王座へ王手。王者・辻出を「男前」と褒めるが「私が勝つ」と勝利宣言

　挑戦者・中嶋はISKA世界王座の他、NJKFフェザー級、WBC日本統一スパーフェザー級を獲得してきた強豪だ。15年に一度引退したが、昨年7月に2年ぶりの復帰を果たし、2連勝中。

　王者・辻出に対する印象は「長身、男前、若い、うらやましい」とベタほめし「来る時は来る選手。しかし、私が勝つ、それだけです」とシンプルに勝利宣言した。「ベルト4つ目、絶対獲ります！」と意気込む。

　また、NJKFバンタム級王者・俊YAMATO（24=NJKF大和ジム）vsMA日本バンタム級王者・KING剛（31=ロイヤルキングス）の王者対決も行われる。

”爆腕”大月にヒザを突き刺し1RKO勝利した辻出

　俊YAMATOは、相手のKING剛を「身体も気持ちも強くアグレッシブな選手」と評する。自身の武器は「気持ち」だと断言する俊は、今回「気持ちのぶつかりあいの撃ち合いの熱い試合」になると予測。「持っている力を出し切って気持ちがこもった試合をします」と「気持ち」第一主義で熱く意気込んだ。

　対するKING剛は、打ち合いで引かないスタイルが印象的な選手。剛は「それしかできないので、それを、します！！」と今回も一歩も引かず打ち合う構え。
　相手の俊の印象を剛は「前に前に出るわ出るわ、というイメージ」があり「盛り上がる」こと必至とした。「MA王者としての強さ魅せれる試合をします」と、打ち合いの中で自分の強さを証明するとした。

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