【K-1】芦澤竜誠が言いたい放題「K-1をぶっ壊したい」
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される年に一度のビッグマッチ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の記者会見が、8日(火)都内にて行われた。
新たに発表されたのは「日本vs世界・7対7」のカードとして、芦澤竜誠(23=K-1ジム総本部チームペガサス)vsホルヘ・バレラ(前回の来日時の表記はジョージ・バレラ/24=スペイン)。両者は昨年6月に行われた「第2代K-1フェザー級王座決定トーナメント」に出場し、直接対決はなかったが、ともに準決勝へ進出して第3位となっている。
バレラはトーナメント後から芦澤との対戦を希望しており、「芦澤はK-1で自分のポジションを確立している。俺もK-1で次のステップに進むために芦澤と戦いたいと思った。芦澤は自分の実力をわきまえていないし、自分のことを王様か何かと勘違いしている。いつも派手な格好をしていて、お前の頭の中は1年中ハロウィンか? 俺が試合でお前をKOして、その勘違いから目を覚まさせてやる。俺は芦澤に9分も時間を与えるつもりはない。必ずマットに沈めてやる」と挑発的なコメントを寄せた。
それに対して芦澤は「ハロウィンかって、別に俺の勝手だし。別に俺が何をしようがお前に何の関係があるんだよ。俺の目を覚まさせてくれる人がいないので、目覚めさせてくれたら嬉しいな。でもバレラにそんな実力はないから俺が勝ってまた調子に乗りますよ」と大笑い。
「一歩間違えれば村越(優汰=バレラの準決勝の相手で同トーナメント優勝者)選手にも勝っていたと思っているし、一歩間違えれば優勝していたかもしれない」とバレラの実力は認めながらも、「普通にイージーな相手だと思っている。俺はやりやすい。1Rで倒してやろうかなって。別にやらなくてもいいんですが、やらないといけない相手がいるのでやる。調子に乗ってんなよって感じです」と楽勝宣言。
「あのパンチは当たらないですね。俺のスタイルで倒すと思います。バレラはフック系なので振り回してくるだろうから俺のストレートが直で当たる」と、戦いやすい相手だという。
芦澤はトーナメントでの活躍と、9月の小澤海斗撃破で一躍名をあげたが、11月大会では卜部弘嵩からダウンを奪うも逆転KO負けを喫し、今回が再起戦。卜部戦のことを聞かれると「前の試合はあんな感じになっちゃったけれど、俺は勝ち負けじゃなく俺らしい試合が出来ればいいと思っているんですよ。反省はたくさんあるけれど、俺らしい試合が出来たと思っている」とあまり気にしていない様子。
「試合が終わってからは練習していなくて、今から練習します。まあ、俺に足りなかったのは体力だけ。だから体力だけ付けますよ」と、今回は体力を付ける練習だけで充分だと言い放つ。
練習をせずに年末年始は何をしていたのかと聞かれると、「年末年始は自分、いろいろありまして。考え直す時間でした。いつもはパーティーをするんだけれど今年の年末は家でずっと考え事をしていて、やっと俺が何になりたいか分かった。だから今年の俺はヤバい」と、遊びにも行かず自分を見つめなおしていたという。
しかし、その期間を聞くと「3日くらい」と答え、「俺はK-1のベルトを獲りたいのかと考えて、そうじゃない、と。俺は男として強くなりたいんだと分かった。K-1だけではなく、どの舞台でも戦いたいと思っている。その前にK-1のベルトを獲ってからじゃないと言えないでしょう」と、K-1を踏み台にすると言わんばかり。
さらには「俺はK-1をぶっ壊したいと思っている。そのためにみんなぶっ倒すだけ」と豪語した。
それを聞いた中村拓己K-1プロデューサーは「芦澤選手がぶっ壊したあとのK-1もK-1に変わりはないので楽しみです。フェザー級には強い選手がいっぱいいるので、その中で芦澤選手がらみの見たいカードがあります。それを組んでいくためには、バレラに負けているようではすぐに道は開けないと思うので楽しみです」と、まずはバレラを超えてみろと芦澤に返答。
すると芦澤は「こんな相手に負けていたら引退ですよ!」と豪快に笑った。
<決定対戦カード>
▼日本vs世界・7対7 フェザー級 3分3R延長1R
芦澤竜誠(23=K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
ホルヘ・バレラ(24=スペイン)
●編集部オススメ
・史上最も危険な戦いは芦澤竜誠が2度のダウンを奪って小澤海斗との因縁に終止符
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