2019/01/18（金）UP
（最終更新：2019/01/18 14:30）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ベテランの富松（左）と日本の格闘技界を背負う逸材として期待がかかる青野（右）

　3月9日（土）東京・後楽園ホールで開催される女子総合格闘技イベント『DEEP JEWELS 23』で、元DEEP JEWELSライト級暫定王者・富松恵美（36＝パラエストラ松戸）と青野ひかる（25＝ストライブル新百合ヶ丘）の対戦が決まった。

　富松はブラジリアン柔術黒帯を持ちながら、打撃にも磨きをかけてJEWELSのトップ戦線で長く活躍。『RIZIN』に参戦した石岡沙織にチョークスリーパーで一本勝ちしているほか、タイトルマッチ経験もあるベテラン選手だ。2018年6月にパク・ジョンウン（韓国）、8月にパク・シウと連敗を喫しており、今大会に再起を懸ける。

チョークスリーパーで相手を葬る富松

　自身のSNSでは「試合決まりました！プロですから、お客様が引くような塩漬けされるつまらん試合はしないですよ。総合格闘技をしっかり表現いたします。是非、後楽園ホールにお越しください」と激闘を予感させるコメントとともに、青野のファイトスタイルをチクリ。

　対する青野は、日本大学レスリング部出身で、全日本学生選手権48kg級優勝など女子レスリングで数々の実績を持つ。2011年の全日本女子オープンでは準決勝であの山本美憂と戦ったこともある。MMA（総合格闘技）歴半年で迎えた2017年12月のプロデビュー戦では逆転負けを喫したが、昨年は、格闘代理戦争で準優勝を果たした古瀬美月に勝利するなど3連勝で調子を上げている。日本の格闘技界を背負う逸材として期待がかかる。