2019/07/13（土）UP
（最終更新：2019/07/15 00:16）

打倒・那須川を目指す浜本“キャット”雄大

　7月15日東京・新宿FACEで開催されるJapan Kickboxing Innovation『Join Forces-14』。今大会で行われる「INNOVATION×REBELS 3vs3対抗戦」の先鋒戦（58.5kg契約3分3R）で対戦するILFJ認定ラウェイ王者・浜本“キャット”雄大（29＝クロスポイント大泉）のコメントが主催者を通じて届いた。

　浜本は「世界で一番過激な格闘技」といわれるミャンマーラウェイのILFJ認定ラウェイ王座を獲得。さらに2017年11月はWPMF日本スーパーバンタム級王座を獲得した。しかし同年大晦日にRIZINにおいて那須川天心（TARGET）に2RKO負けを喫してから連敗。今年6月のREBELS-MUAYTHAI フェザー級王座決定戦は怪我により欠場。今回INNOVATIONスーパーフェザー級王者・久井淳平（32＝多田ジム）との対戦に再起をかける。

17年大晦日の試合前にフェイスオフする那須川（左）と浜本（右）

　調子も上向きで、今回は秘密兵器を用意していると語る浜本。「17年大晦日に対戦した那須川天心選手が夢に出てきて、次の試合のアドバイスを聞いたところ、『サプライズをしっかり用意しろよ』と言って去っていったんです。それでサプライズを何か用意しないといけないなと思いました」と戦友の那須川が夢でアドバイスをしてくれたという。

　そのサプライズについて多くは語らなかったが「見ている人はそれをサプライズと思うかはわかりませんが、僕の試合を良く見ている人はいつもと違うと思うでしょうね。相手にとっては間違いなくサプライズになりますし、試合ではバッチリはまると思います」と予告。

浜本に三日月蹴りを突き刺す那須川

　今回の対戦相手である久井に関しては「僕の中では凄く評価の高い選手です」としながらも「REBELSの看板を背負って出るので絶対に負けられません。現在REBELSはシュートボクシングとの対抗戦で勝ち越していてREBELSが最強だと証明している途中なので、僕が出ることでさらにその印象を強めたいですね」と負けられない思いを熱弁。

17年大晦日の対戦発表会見で。左から那須川、髙田RIZIN統括本部長、浜本

「最終目標はもちろん打倒・那須川天心です。僕は今までオファーを断ったことがなく、今回の久井選手も上の階級のチャンピオンですからね。毎回強い相手とやるのは宿命だと感じてます。これから復活劇が始まります。どんどん上に上がっていきたいので、僕の名前、試合を焼き付けて応援してください」とファンにメッセージを送った。