【BELLATOR JAPAN】連敗脱出の矢地祐介「長い暗いトンネルがあったからこそ、楽しめた」

2019/12/29（日）UP
（最終更新：2024/09/05 10:08）

　12月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて行われた『BELLATOR JAPAN』で、上迫博仁（32=Team Cloud/和術慧舟會HEARTS）に大逆転KO勝利を収めた矢地祐介（29=KRAZY BEE）が、試合後のインタビューに臨んだ。

　矢地は2016年末にRIZINデビューし、強敵相手に5連勝。RIZINの中量級エースを期待されながらも、前回（今年7月）の朝倉未来戦を含めて3連敗中であった。そして迎えた今回、劣勢かと思われた3R、サッカーボールキックでラスト24秒の逆転KO勝利を果たした。

　インタビューでは、終始「楽しめた」と語っているのが印象的だった。「また負けたらどうしようというのは感じた」など、色々と思うところはあったようだが「楽しむ覚悟で戦った」とも述べた。

　昨年8月から続いた3連敗後の試合だったこともあり「長い暗いトンネルがあったからこそ今がある」、「失敗してみないと分からないのは良くないところだけど、前回は入れこんで、相手に怒りの感情を作って臨んだけれど、入れ込み過ぎると良い結果が出なかったり、自分のパフォーマンスも悪かったりで、どうしたら俺って良いパフォーマンス出るかなって考えたら、やっぱり自分が楽しむこと」と、連敗が無駄ではなかったことをうかがわせた。

　長いトンネルの末に新生・矢地を見せつけた今日の試合。戦いも楽しむことで、勝ちにつながる良いパフォーマンスが出ると言う“お祭り男”の、今後の活躍に期待したい。

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