2020/06/26（金）UP
（最終更新：2020/06/26 13:33）

「すごいことですよ」と歌手デビューが決まった朝倉未来

　朝倉未来が歌手デビューする話が持ち上がっている。「青いベンチ」などで大ヒットを飛ばしたフォーク・デュオ『サスケ』がプロデュースするようだ。朝倉は自身のYouTube動画『サスケさんと対談とんでもないことが決まりました。』でサスケの奥山裕次氏、北清水雄太氏と対談し、発表した。

　朝倉は16歳の頃からサスケの『雨の遊園地』をはじめとする楽曲の大ファン。動画内では「何千回、何万回聞いている」と語る。以前に朝倉が、EXILEの元ボーカル・清木場俊介氏とコラボした動画の中では、「カラオケに行こう」と言う清木場氏に「雨の遊園地も歌ってもらえたらうれしい」とリクエストしている。

　サスケの2人と朝倉との出会いは、今月上旬にモデルの中野ゆいな氏が企画した動画でという。以前からピアノ演奏でのカヴァー動画などで、”美声”との評価が高かった朝倉。ミュージシャンの生演奏をバックに朝倉が歌を披露してみせたが、そのバックが、朝倉が大ファンのサスケだったというドッキリだった。

眉を剃ったヤンキー時代の朝倉未来。少年時代大好きだったデュオが歌を作ってくれる(c)ABEMA

　今回の動画は、朝倉がサスケの2人の演奏で『雨の遊園地』を歌う企画の前フリ対談。その動画もすでにアップされており、朝倉がハスキーな声で歌いあげている。
　サスケで多くの楽曲作りを担当する北清水氏が「プロの目線から言わせて頂くと、音程が異様に良い。こちらが嫌になるくらい素晴らしい」と朝倉の歌声をベタ褒め。
　さらに北清水氏が「（朝倉と）好きなものが似ているイメージがある。朝倉さん、曲を書いたら歌ってくれないかな。CDとか、興味はないんですか」と歌手デビューの話を向ける。

　朝倉は困惑気味の笑顔で「恐縮すぎる。そんなことあっていいんですか」と言うが、北清水氏は「朝倉さんは歌が本当に上手なんですけど、オリジナルソングだけが無い」と猛プッシュ。朝倉も「サスケさんの歌はめちゃめちゃ好きな曲が多いから、その人が作ってくれる歌なら間違いない」と歌手デビューに大乗り気だ。

『雨の遊園地』を歌い上げる朝倉。『サスケ』の奥山氏（左）と北清水氏（右）が脇を固める（ふわっとmikuruチャンネルより）

　一方の奥山氏も「朝倉さんの恋愛観とか聞いて、お話しながら作詞にも加わっていただいて」と朝倉本人のイメージが反映される曲作りを目指す。
「失恋（をしたこと）、僕としてない」とフラれた経験が無いという朝倉だが、失恋の切ない気持ちは「相手がそうなったかなというのが結構多くて」と相手の気持ちを思って曲を聞くことも多いようだ。
　サスケは『雨の遊園地』をはじめとする切ない曲にも定評があり、朝倉も「失恋ソングいきたいですね」と希望を述べた。

　楽曲を担当するという北清水氏は、朝倉の雰囲気、テイストを掴んだ曲のイメージがすでに出来ていると言い「絶対はまる。カラオケになります」と既に太鼓判。朝倉は「絶対いい曲来るでしょ」と期待に胸をふくらませる。
　奥山氏も「歌手って言っていい、CD出したら歌手ですから。ぜひ僕らのプロジェクトに参加していただければ」と頭を下げると、朝倉も「こちらこそよろしくお願いします」と頭を下げた。

　サスケはメジャーデビュー前にストリートライブで大活躍し、インディーズでありながら1店舗で5000枚のCDを売り上げるなどの”路上の伝説”を残していた。朝倉とは業界は違いながらも、相通じるものがあるのかもしれない。
　格闘家、YouTuber、作家と多才な成功を次々と収めてゆく朝倉未来だが、次はエンタメ界でも名を馳せるのか。

▼歌手デビューが発表された対談動画
▼朝倉がサスケの生演奏で歌う『雨の遊園地』