2020/09/04（金）UP
（最終更新：2020/09/06 11:23）

※『RIZIN24』（さいたまスーパーアリーナ）の第二弾対戦カード（2P目）

▼RIZIN MMAルール (71.0kg):5分3R※肘あり
武田光司（25/170cm/71.0kg/BRAVE）
vs
川名雄生（29/170cm/71.0kg/Y&K MMA ACADEMY）

DEEP王者・武田vs修斗王者・川名が対決

　武田は現・DEEPライト級王者。埼玉栄高校時代にはJOC杯カデット、全国高校選抜大会、インターハイ、全国高校生グレコローマン選手権、国民体育大会の5冠を獲得したレスリングエリートでもある。昨年は自身の王座に挑んだ大原樹里に2度勝利。2度目は３Rにキムラロックで一本勝ちを飾っている。
　一方、川名は現・修斗世界ライト級王者。柔道をバックボーンとするが打撃も得意とする。今年7月に松本光史が返上した修斗世界ライト級王座を賭けてキャプテン☆アフリカと対戦し1Rに右ストレートで見事KO勝利を収め王者に輝いた。

・両選手の意気込み
川名「兼ねてより希望していたRIZINに、今回参戦出来た事を嬉しく思います。対戦相手の武田選手は25歳と若く、今まで歳上とばっかり闘ってきていたので、改めて自分の年齢を感じています。若者の踏み台にされるつもりは無いのでぶっ潰してやります。なんて事を言う選手は大体やられちゃったりするので、今まで通りに殺気をぶつけていくだけです。この1戦だけで人生が変わる事なんて無いですが、間違いなく今踏み出せる最高の1歩にはなると思うので、全力で取り組みたいと思います」

武田「この度2度目のライジンに出れる事になりました。まずコロナのこの状況の中試合できる事に感謝します。ありがとうございます。相手は修斗の王者ですが、僕もDEEPの王者です。気持ちのぶつかり合いの戦いになると思いますが最後に勝つのは僕です。」

▼RIZIN MMAルール (66.0kg):5分3R※肘あり
芦田崇宏（31/173cm/66.0kg/BRAVE所属）
vs
萩原京平（24/178cm/66.0kg/SMOKER GYM）

芦田vs萩原も決定

　芦田は元DEEPフェザー級王者。17年12月のDEEPで上迫博仁の持つDEEPフェザー級のタイトルマッチに挑戦し勝利を収め王座に輝いた。昨年末にRIZIN初参戦を果たすが、キックボクシングルールで元K-1ファイターの平本蓮に挑み1Rに3ノックダウンを喫し、RIZIN初戦を勝利で飾ることはできなかった。今回は本来のMMAルールでの参戦で萩原にキャリアの差を見せつけ、元・DEEP王者の強さを知らしめると共にRIZIN定期参戦を目論む。

皇治とのスパーリングでハイキックを放つ萩原＝20年8月3日

　萩原は5戦3勝2敗の戦績で大阪を中心に活動。先月8月9日のRIZINでは、朝倉未来とも交流を持つ「THE OUTSIDER」で経験を積んだ白川陸斗にTKO勝ち。公開練習では皇治の打撃指導を受け話題にもなった。
　強打の萩原を相手に芦田はRIZIN初勝利を飾ることができるか。

・両選手の意気込み
萩原「前回大会に続いて、また出場することができてうれしく思います。対戦相手の芦田選手の事は試合が決まるまでは知らなかったんですが、元DEEPのチャンピオンという事で強敵がきたなと思ってワクワクしています。これに勝てば自分の実力が今の日本トップクラスだということを証明できると思うので芦田選手にはリスペクトを込めて、フルボッコにしてやろうと思ってます」

芦田「荻原選手の試合は（RIZINの）会場で観ました。印象は面白い試合するなと。僕のRIZIN MMAの鮮烈なデビューには良い相手だと思っています。RIZINフェザー級は今年来年で一気に激戦区となります。フェザー級の選手みなさん首洗って待っててください。一人一人倒します」