【RIZIN】矢地祐介「完全にやられました」完敗宣言、サトシは勝利の喜びを爆発
8月9日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.22』の第9試合(RIZIN MMAルール(-71.0kg)5分3R※肘無し)に出場した矢地祐介(30=KRAZY BEE)、ホベルト・サトシ・ソウザ(30=ブラジル/ボンサイ柔術)が試合後のインタビューに応じた。
自身のYouTubeチャンネルでさまざまな武術の達人たちと交流していた矢地。昨年大晦日から大きく進化した姿を見せるのか、“柔術界の至宝”サトシが高い寝技技術で対抗するのか注目されていた。試合が始まると、序盤は矢地が関節蹴り、横蹴りでサトシを攻めたが、最後はサトシが矢地の横蹴りを距離を詰めタックルで潰し、マウントポジションからパワフルなパウンドを見せ、1R、TKOの圧勝を収めた。
先に会見場に姿を見せた矢地は「完全にやられました」と完敗宣言。「序盤は遠すぎるくらいの距離で触らせないイメージでしたけど、向き合った時にふわっとしてしまった」と、戦術を固めきれなかったことが敗因と語った。
昨年7月には朝倉未来との因縁の対決に敗れ、同8月から行われていたライト級トーナメントへの参戦が見送られた矢地。大晦日には上迫博仁をサッカーボールキックで下し復活の気運を高め「こっからひとつひとつ倒していってRIZINのトップ戦線に絡んでいきたかった」という道筋を作っていたという。
しかし「最初の最初でコケてしまったので、どうすればいいのかなという感じですね…」と早くもその計画は頓挫。「正直試合に関しては何も考えられないです」と、白紙となった計画の立て直しにも時間がかかりそうな見通しを見せた。
対して、その矢地を完封してみせたサトシは「本当にうれしい!」と勝利の喜びを爆発。「矢地はRIZINの有名な選手で、すごくリスペクト。彼が危険な選手なのは知っていた」と矢地へ最高の評価を送り「私のプランは打撃からグラウンド。イメージはしてたけど決してバカにはできなかった」と、短い時間ながらも緊張感のある戦いだったことを明かした。
今後の目標を問われると「今は休みたい。子供たち、家族や生徒たちとゆっくりしたい」と”戦士の休息”を所望。しかし将来的には「もちろんRIZINのベルトは日本に取り戻したい」と、ライト級トーナメントで海外に流出したRIZINライト級王座奪取を目標に掲げた。
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