2021/05/24（月）UP
（最終更新：2021/05/24 20:16）

メイウェザー（左）とフェイスオフする“お騒がせYouTuber”ローガン・ポール（右）（ポールの公式SNSより）

　6月6日（日・現地時間）に米マイアミのハードロック・スタジアムにて、元ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー（44＝米国）とボクシングマッチで対戦する世界的人気のYouTuberローガン・ポール（26＝米国）が、今度はなんと総合格闘技（MMA）への挑戦を宣言した。

▶︎【動画】“お騒がせYouTuber”ローガン・ポール、UFCトップ選手のパウロ・コスタとボクシング＆グラップリングのスパー、ポールの衝撃KOダウンシーンも

　ローガンは22日に行われたMMA団体ベラトールの『BELLATOR 259』の大会放送中の試合の合間にリモート出演。
ローガンはMMA挑戦の興味を聞かれ「もちろんある。過去にレスリングをやったことがあるから、自分はMMAの方が強いと思う。MMAはタフなスポーツでボクシングよりハード。MMAファイターは全てに対応するガチな戦士だ。死ぬ前に1度は挑戦する。それでもし勝ったら、たぶん次もやるだろう」と、具体的な時期は口にしなかったものの、挑戦への強い意志があることを明らかにした。

メイウェザーvsローガン・ポールが6月6日に決定(c)FANMIO

　ハイスクール時代にレスリングをやっていたローガンのMMA挑戦の発言は、単なるリップサービスではないと思われる。実は、ローガンは1年前にラスベガスにあるUFCのトレーニングセンターを訪れ、UFCのトップ選手で現在ミドル級2位のパウロ・コスタ（ブラジル）と、ボクシングとグラップリングのスパーリングを別々に行っているのだ。

　昨年3月に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した映像を見ると、ヘッドギアを装着したローガンがコスタとスパー。本気に近いスピードと強度で打ち合っており、ローガンがコスタに数発パンチを浴びせている。

　さらに、コスタの右ストレートでローガンがダウンする場面も。この“KOシーン”については、実際にパンチが当たった箇所がローガンの左肩に見えることから“ヤラセ”ではないかと指摘する声も上がっているが、もしそうであっても、そこまで見せているローガンの動きは本物だ。

　続くグラップリングでは、ローガンが高校時代にかなりレスリングをやり込んでいたというだけあって、俊敏かつパワフルな動きを披露。息を切らしたコスタから「キミはMMA選手の9割が持っていないビッグハートを持っている。技術とスピリッツの両方を兼ね揃えている」と絶賛され、さらに「キミはMMAをやるべきだ。戦い方を知っている」と、その場にいた、元PRIDE戦士のヴァリッジ・イズマイウからもお墨付きの言葉をもらっている。

　まずは来月初旬のメイウェザーとのボクシング戦だが、ローガンが年内にMMAに初挑戦することはあるのだろうか。今後の動向が注目される。

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