2021/06/04（金）UP
（最終更新：2021/06/04 16:15）

YouTuberローガンとメイウェザーが最後のフェイスオフ「ヤツはオレにキスをしようとした」とローガンが自分より身長の低いメイウェザーを揶揄するメッセージ（ローガンのSNSより）

　元ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー（44＝米国）と世界的人気のYouTuberローガン・ポール（26＝米国）との対戦が 6月6日（日・現地時間）に米マイアミのハードロック・スタジアムで行われるが、3日に最終の公開メディア会見で緊迫のフェイスオフを行った。

▶︎【動画】メイウェザーとローガン・ポールが緊迫のフェイスオフ

　大勢のメディアが集まる中、メイウェザーとローガンが対峙。お互い顔を近づけ睨み合い、ローガンは何かメイウェザーに語りかけているが、メイウェザーが口を動かしている様子はない。1分間ほど睨み合い、ローガンがその場から離れようとした瞬間、メイウェザーが前に詰め寄る。

　ローガンは一瞬驚くも、笑みを浮かべながら、再び睨み合い。緊張がマックスに達した中、スタッフの呼びかけで両雄はフェイスオフをやめ、フォトセッションのため正面を向いて、ガッツポーズを決めた。

メイウェザーvsローガン・ポール(c)FANMIO

　映像を見てはっきりと分かるのは、両者の体格が大きく違うこと。身長は15cm、体重は20kg以上ローガンが上で、二人が並んだ時、メイウェザーの見上げた目線がローガンの鼻先あたりにある。キャリアでは、プロ戦績50戦無敗で5階級を制覇したメイウェザーと、プロ1戦1敗のローガンと、こちらは圧倒的な違いだが。

　メイウェザーは改めて今回の試合を行う意図を尋ねられると「自分はボクシング界から引退した身だが、エンターテインメイント界から引退していない。お金を稼ぐことからもだ。そして、（今回の試合の）結果は変わらない」と、いつもと変わらぬ余裕な態度を見せた。

　開催地フロリダ州のボクシングコミッションが発表したこのエキシビションマッチのルールは、ヘッドギアなし、12オンスグローブ着用の3分8ラウンド試合形式。勝敗については、「公式な勝者認定はなし」「判定なし」「KO・主審によるレフェリーストップあり」となっている。

　世界が注目する“ボクシングレジェンドvsYouTuber”の一戦、果たしてどのような結末が待っているのか。

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