PRIDEで活躍のノゲイラ弟がボクシングで現役復帰に興味、兄ホドリコは「相手はプロでもユーチューバーでも」と太鼓判

2021/07/10（土）UP
（最終更新：2021/07/10 16:34）

　かつてPRIDE、戦極、UFCなどで活躍し、1年前に現役引退したアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ（45=ブラジル）が、ボクシングマッチでの復帰に興味があることが分かった。
　ホジェリオはアリスター・オーフレイムやダン・ヘンダーソン、桜庭和志らを破った実力者。
　双子の兄は、日本でエメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップのライバルとして人気を博した元PRIDE＆UFC王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラだ。

　ホジェリオは09年からUFCへ渡り、ライトヘビー級戦線でベイダーら強豪としのぎを削ったが、昨年7月にマウリシオ・ショーグンとの試合を最後に現役を退いた。

　兄のホドリコが7日にブラジル格闘メディア『AG FIGHT』に語ったところによると、ホジェリオは今でも柔術やボクシングのトレーニングを続けており、ボクシングマッチでの復帰に興味を持っているという。実際、ホドリコは弟のボクシングのシャドーやミット打ちをする様子の動画を自身のSNSに多く掲載しており、現役引退した1年後の45歳でも、戦う気持ちが残っていることがうかがえる。

　その弟の気持ちを代弁するかのようにホドリコは「相手は誰でもいんじゃないか。プロボクサーでも相手になるし、ユーチューバーでも良いと思う。弟は今もそのレベルにある」と、PRIDE参戦時代の2006ー07年に、アマチュアボクシングのブラジル選手権と南米選手権優勝の実績を持つホジェリオの復帰に太鼓判を押した。

　長年練習を行い交流のある同門で元UFC世界ミドル級王者のアンデウソン・シウバ（45=ブラジル）が6月21日に元WBC世界ミドル級王者のチャベス・ジュニア（35＝メキシコ）とクルーザー級8Rのボクシングマッチを行い、判定勝利したが、同じくMMAを卒業した仲間のボクシングでの現役復帰に大きな刺激をもらっているのかもしれない。今後の動向が期待される。

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