【UFC】ショーグン、3度目の対戦も引退試合のホジェリオを降す
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ファイトアイランド3』
2020年7月26日(日・日本時間)
アラブ首長国連邦アブダビ・UFCファイトアイランド
▼セミメインイベント ライトヘビー級マッチ 5分3R
〇マウリシオ・フア(ショーグン/ブラジル)
判定2-1 ※29-28×2、28-29
●アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル)
ホジェリオは日本でエメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップのライバルとして人気を博したアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの双子の弟で、ホジェリオ自身も日本のDEEP、PRIDE、戦極などで活躍した。アリスター・オーフレイムやダン・ヘンダーソン、桜庭和志らを破った実力者として知られ、2009年からはUFCへ渡り、ライトヘビー級戦線で強豪としのぎを削ってきた。
対するショーグンはかつて“踏みつけ大将軍”の異名を取り、2005年8月にPRIDEでミドル級グランプリを制覇。2010年5月には『UFC』でもライトヘビー級王座に就くなど日米で実績を残したレジェンドだ。
二人は2005年のPRIDEミドル級グランプリ2回戦で対戦しショーグンが判定勝利、2015年にもUFCで対戦し再びショーグンが判定勝利している。ホジェリオはこの試合を自身の引退試合と語っており必勝を期して臨む。
1R、ショーグンはオーソドックスに構えて前に出る。これに対しホジェリオはサウスポーでケージ際を回る。組みつきケージにホジェリオを押し込んだショーグンはヒザを脚に送っていく。しかしここは体を離して中央に戻る。ホジェリオの入り際にショーグンは右ストレートを合わせ、これにホジェリオはやや足がもつれる。その後の打ち合いで左ストレート、左クロスを当てたホジェリオだが、ショーグンがタックルでテイクダウンして初回を終える。
2R、ショーグンの右、ホジェリオの左を互いに警戒しながら試合を進める。ホジェリオは左のパンチをストレート、クロスと軌道を変えて打ち分ける。両者、前に出ようとしたところで体がぶつかり、転倒したショーグンはクローズガードでホジェリオを抑える。そこから体を動かしショーグンが立ち上がる。
左ショートフック、右クロスとショーグンのヒットが目立ってくる。
3R、ショーグンは右インロー、右ミドルと蹴りを入れる。しかしホジェリオはこれに動じず、ショーグンの入り際に左ストレートを合わせる。だがプレッシャーを与えているのはショーグンで、右ミドルからの右ストレートをヒット。左ストレートのカウンターを巧打していたホジェリオだが、終盤ショーグンがタックルに出てテイクダウン。終了までの1分でトップからのパンチと鉄槌を振り落とす。
判定は29-28(ショーグン)、29-28(ホジェリオ)、29-28(ショーグン)の2-1でショーグン。3度目の対戦でもホジェリオを降した。
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