2021/07/15（木）UP
（最終更新：2021/07/16 10:45）

渡辺華奈（右）は右目付近を何度か被弾しTKO負けを喫した©️Bellator

　6月26日(日本時間）、コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで行われた『Bellator 261』でフライ級3位の渡辺華奈（32= FIGHTER’S FLOW)が、同級2位のリズ・カムーシュ（米＝37）の激しい連打により35秒でTKO負けになったが、昨日15日、自身のTwitterで試合後に眼窩底骨折し手術したことを明らかにした。

【動画】渡辺がTKO負けするシーン、右目被弾のスロー再生もあり

　渡辺は「前回の試合で眼窩底骨折＆手術しました。練習しばしできませんが、早く復帰して頑張ります！他の悪いところも治す機会にします！」としばらく治療に専念し試合に向け復帰するとメッセージを送った。
　試合では開始早々、渡辺がパンチを当てるが、カムーシュがインローでバランスを崩すと、右ストレートで渡辺の右目付近にヒットさせ、そこで大きな打撃音、渡辺の顎が上がる。そこから渡辺は全く手が出なくなり、カムーシュは次も左フックを右目付近にヒットさせ、そこから連打、右フックが渡辺の顎を捉えるとダメージで落ちそうになり、こらえるもレフェリーが試合を止めた。

　SNSにはどちらの目かは書かれていないが、右目の可能性が高いだろう。渡辺は19年4月『RIZIN』のヤスティナ・ハバ（ポーランド）戦で3-0で判定勝利するもハバのパンチで右目を眼窩底骨折している。そのときは手術の報告はなかったが、今回は手術。この機会にしっかり治し復活を祈りたい。

　渡辺は手術の報告後、続けて投稿、治療のためしばらくコンタクトレンズを使用できず、新たにメガネを買ったことも報告「レンズ分厚すぎる」と新たにメガネ生活となる気持ちも綴っている。

▶︎次のページは【動画】渡辺がTKO負けするシーン、右目被弾のスロー再生もあり