【ベラトール】渡辺華奈が計量パス、肩と広背筋のマッスル度が凄い!キャリア最大強敵に挑む
6月26日(土・日本時間)に米国コネチカット州モヒガン・サン・アリーナで開催される『Bellator261』の前日計量が25日に実施された。
女子フライ級(125ポンド/56.69kg)ワンマッチでベラトール2戦目を迎える同級3位の渡辺華奈(32=FIGHTER’S FLOW)は、125.25ポンド(56.81kg)で、対戦する同級2位のリズ・カムーシュ(37=米国)は125.5ポンド(56.92kg)で共にパスした。タイトル戦以外は、全て1ポンドオーバーのみ許容範囲として認められている。
▶【フォト】この計量の写真5枚(緊迫のフェイスオフ動画あり)
前回のデビュー戦に続き、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターをイメージして髪を染める最近流行りの“鬼滅カラー”の赤髪で登場した渡辺。今回も見事ん鍛え上げたボディ、特に肩周りと広背筋は相手を凌ぎ、明日を期待させた。
対するカムーシュも“ゴリマッチョ”。計量台の上で力強いマッスルポーズで対抗した。
続く、フェイスオフは意外な展開に。両拳を前にするファイティングポーズで向き合う両者。トラッシュトークなく視線をぶつけ合うが、お互い止めようとしない。通常は長くても10秒程度のところを、何と20秒以上も続け、最後は間に入るスコット・コーカー社長が写真撮影の為に正面を向くように指示を出すほど。
バチバチの視殺戦に渡辺の気合いを感じるところだが、渡辺はこの後、自身のツイッターで「なかなか前向かなくてごめんなさい」とツイート。すると、セコンドとして帯同するFIGHTER’S FLOW代表の上田貴央が「『相手がずっとこっち見てるから、勝手に前を向いていいのかわからなかった』そうです(笑)」と返し、長時間の睨み合いの裏事情を明らかにした。
渡辺は柔道四段、全日本指定強化選手に7年間選ばれ、オリンピック選考会に3度出場するなど、社会人柔道で活躍後、17年に総合格闘技デビュー。これまで10勝(3KO/3S)1分と無敗だ。19年12月29日のBellator日本大会でイララ・ジョアニにTKO勝ちを収め、今年4月3日の米国デビュー戦『BELLATOR 255』では2連勝中だったアレハンドラ・ララに逆転の判定勝利を収めた。
対するカムーシュは13年にロンダ・ラウジーとUFC初の女子試合を行った選手。これはタイトル戦だったが敗退。以降UFCで活躍し19年に再びタイトル戦に挑戦。UFC世界女子フライ級タイトルマッチでヴァレンティーナ・シェフチェンコに判定で敗れ、王座に届かずベラトールに移籍。20年9月よりベラトールに参戦し2連勝中。柔術黒帯で、元海兵隊員だった彼女は海兵隊マーシャルアーツプログラムも収めている。戦績は15 勝(6KO/3一本)7敗。
現地オッズ評価ではデビュー戦に引き続き“アンダードッグ”(下馬評不利)と紹介された渡辺。果たして、現地での“番狂わせ”を再び起こし、タイトル挑戦に大きく近づくことはできるか。
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