2021/07/27（火）UP
（最終更新：2021/07/27 08:25）

女子格闘技三冠王の華DATE（左）が大八木友美（右）と対戦する

　8月14日（土）タイヤに片足を入れ殴り合い“世界一近い距離での打撃戦”を標榜するキングダムエルガイツ主催のタイヤファイトが何と老舗クラブMAHARAJA六本木にて大会を行う。大会名は『タイヤファイト公式戦ーT-0002ー～TIRE in MAHARAJA～』。
　緊急事態宣言などの休業要請で瀕死の状態のクラブ、ライブハウスに少しでも利益を挙げてもらうことが目的とする。
　その第一弾カードとしてTeamDATEのエース格、華DATEの参戦が発表された。対するは筋肉コンテストで優勝の実績がある大八木友美だ。

【フォト】大八木が背中の筋肉アピール、そして腹筋！　華DATEの前日計量写真ほか（全6枚）

華TATEの蹴り

　TeamDATE武術四姉妹の法（現NΦRI）、華蓮（現KAREN）などが脱退で話題となったTeam DATEだが、その四姉妹の長女だったのが華DATEだ。キックのTRIBELATE 女子-48kg級王者になるなど打撃戦を得意とするが、得意技はインド武術特有の足技だ。
華に話を聞くと「タイヤファイトに向けての練習は、Team DATE で一番のハードパンチャーである、聡-S DATE からパンチの指導をいただいております」としっかりパンチ対策をしているという。

これが“世界一近い距離での打撃戦”タイヤファイトだ

　タイヤファイトはパンチのみの競技だ。両競技者がタイヤに左足、又は右足を入れた状態から試合をスタートし、ダウン、KO又はタイヤアウト（足がタイヤから離れる）で勝敗を決する。キングダムの入江代表が考案し、2018年から大会でタイヤファイトのワンマッチなどを行ってきたが、昨年からユーチューバーらがタイヤファイトで対決する企画を行うなど、急速な広がりを見せている。RIZINで活躍する朝倉兄弟（未来・海）を初め、白川陸斗、朴光哲などの有名格闘家達もこぞってタイヤに足をつっこんきた。

　以前、華DATEはAbema TVの番組『極楽とんぼのタイムリミット』で極楽とんぼ・山本圭壱とのボクシング戦で、左フックによるボディーでダウンを奪ったこともあり、強打も持っている。

大八木は「重心を低くして捌けば、私にも勝機が訪れると思う」と強気発言

　対する大八木友美（FREEDOM＠OZ）は、34歳の時、自身の腹筋を割ることだけを目的に格闘技ジム入会した変わり種だ。通常ジム会員でありながら身体を絞り上げ、なんと2年後の2018年10月には格闘技よりも先んじて筋肉コンテスト『NPCJ GRAND PRIX SERIES North Japan Open 2018』に出場し、ウィメンズアスリートモデル部門で5位、ウィメンズフィットネスモデル部門で優勝を果たした。

　そして今回初のプロ格闘技の試合がタイヤファイトだ。「色々なことに挑戦するのは昔から大好きで、今38歳ですが、たとえ40過ぎてもどんどんチャレンジは忘れないつもり」と貪欲だ。

　対戦相手の華については「パンチというより、足技と言うイメージが強いですが、パンチを磨いてくることはわかっている。なるべく重心を低くして捌けば、私にも十分勝機が訪れると思う」と意気込んだ。

　六本木の中心マハラジャを舞台としたタイヤファイトという特殊な戦いの中、インド武術vs肉体美の異種格闘技戦の顛末はいかなることに。

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