2021/10/30（土）UP
（最終更新：2021/10/30 12:56）

ジェイク・ポール（左）とフューリー弟トミーが対戦決定（＠Most Valuable Promotionsより）

　世界的人気ユーチューバーでジェイク・ポール（24=米）とプロボクシング・ヘビー級王者タイソン・フューリーの異母弟のトミー・フューリー（22＝英）の対戦が本日（現地時間29日）正式決定した。12月18日フロリダ州タンパにて192ポンド(87.09kg)3分8Rで行われる。

【動画】トミー・フューリーの豪快なKOシーンの数々

　ジェイクはこれまでバスケットボール選手や元UFC選手とボクシングルールで勝利してきたが、本物のボクサーと戦っていないという批判があった。しかし、この一戦でその批判も解消されそうだ。

　トミー・フューリーは身長183cmでライトヘビー級で勝利を重ねる。戦績は7勝(4KO)無敗。目標は世界王者で、タイソン・フューリーの弟としてではなく、トミー・フューリーとして認知度を高めたいという。
　トミーはこれまでジェイク・ポールの一戦を望みSNSでも舌戦を繰り広げてきた。今年8月のジェイク・ポールvs.タイロン・ウッドリーのアンダーカードでトミーは、ジェイクのスパーリングパートナーでベラトールにも参戦してきたプロボクサーのアンソニー・テイラーと4Rを戦い、三者とも40-36とトミーがフルマークの判定勝利を収めている。

　ジェイクは以前にトミーの兄、ヘビー級王者タイソン・フューリーとの対戦を熱望していたが、これに快勝すればフューリーとの対戦も近づくだろう。

　ジェイクはこの対戦の決定に「トミー、君の名字（フューリー）家族のボクシングの遺産に別れを告げる時が来たんだ。12月18日には、この野郎の名前を『トミー・ファンブルズ』に変えさせる」と発言。

　兄フューリーはトミーが負けたらボクシングから引退するように伝えており、その後、ジェイクは戦う条件として、苗字をボクシング界で輝かしいフューリーからファンブルズ（へまをやる）に変えさせると提案。「弟のトミー・フューリーが僕に負けたら、ボクシングを辞めさせて、苗字を変えさせると言っているんだ。もうフューリーではなくなる。負けたら1年間、苗字を “トミー・ファンブルズ ”に変えてもらおう」と突きつけた。さて、この試合の結末、一体どうなるか。

▶︎【動画】トミー・フューリーの豪快なKOシーンの数々