2021/11/06（土）UP
（最終更新：2021/11/07 09:48）

修斗で復帰第二戦が決定した久遠（右）

　毎年恒例、修斗が贈る新たなスター発掘企画「インフィニティリーグ2022」が、11月6日（土）東京・USEN STUDIO COASTで開催された『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7 Supported by ONE Championship 』から開幕した。

　今回実施される階級は修斗にとって新階級となる女子アトム級（-47.6kg）。その王座をインフィニティリーグで争うことが決定（ただし、優勝した場合でも2位の選手と同点の場合は後日王座決定戦を行うこととなる）。

　現在までに中村未来（マルスジム）、澤田千優（AACC）、小生由紀（グランドスラム沖縄APP）、加藤春菜（NASCER DO SOL）の4選手の参加が決定し、最後の一枠は後日発表となっていた。

10月の復帰戦で、現役時代を彷彿させるバキバキの腹筋でパンチを放つ久遠

　11月6日のUSEN STUDIO COAST大会にて、その最後のエントリー選手として登場したのは、修斗初参戦となる初代DEEP女子ライト級王者・渡辺久江改め、久遠（ZERO）！

　久遠は、2006年にDEEP女子ライト級王者となり、当時人気に火がついていた”ジョシカク（女子格闘技）”の代表的存在の一人。16年大晦日のキックボクシング戦で戦線離脱していたが、今年10月31日のNJKFで約5年ぶりの復帰。この時はキックルールで祥子JSKと対戦し、判定負けを喫した。MMAの試合は2016年6月19日、『VTJ in OSAKA』でのパク・ジョンウン戦以来となる。

ハイテンションの娘（左）と共にケージインした久遠

「お帰りなさいませ、お母さま」というリングアナウンサーの案内と共に、娘と一緒にケージインした久遠は「ただいま、修斗の皆さん！　（私のことを）知っている人も知らない人も渡辺久江でございます。ちょっと盛り上げに帰ってきました。女子格闘技は盛り上がりそうで盛り上がらないので、呼ばれている気がしました」とニヤリ。

「先日復帰したのですが、次のインフィニティリーグは-47.6kgということで私のベスト体重です。私のために新設されたといってもいいんじゃないですか？　娘も産まれて練習もできる環境がだいぶ整えられたので、今秋から練習を再開しています。ちょうど1年かかかったリーグ戦なので、1年後には私が完全に仕上がった状態でベルトが巻けると思います。言いたいことはたくさんあるのですが、とにかく全試合KOしてベルトを巻かせていただきますので応援よろしくお願いします」とベルト奪取宣言した。

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