2021/11/18（木）UP
（最終更新：2021/11/18 19:15）

山本美憂

　 11月20日（土）沖縄アリーナにて開催される『RIZIN.32』へ向けて、試合前の個別インタビューが行われた。［メインイベント（第13試合）　RIZIN 女子MMAルール：5分 3R（50.0kg）］で、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA（シーザージム）と5年ぶり2度目の対戦を行う、山本美憂（KRAZY BEE/SPIKE22）がインタビューに答えた。

　山本は16年9月にRIZINでMMAデビュー。そのときの対戦相手がRENAだった。結果はRENAがフロントチョークで一本勝ちだったが、大きな注目を集めた一戦だった。

前回はRENAのフロントチョークで一本負けを喫した山本、今回5年間の成長を見せ勝利なるか

　RENAとの再戦を2日後に控え「お互いこの5年間、その時に無かったものを持っているので、MMAの選手として良い試合が出来ると思います」と成長した2人の戦いを観てほしいと語る。
　試合展開は「立ち技だけでもなく、寝技だけでもない、両方激しい試合になると思います」と激闘を予測。
　RENAに背中をつかせる自信はあるかとの問いには「あります、そういう練習をしてきました」とレスリングに磨きをかけてきた。KOや一本を狙うかとの問いには「そうですね」と即答する。

　山本はインタビュー会場で、亡き弟・KIDのTシャツを着用。山本は「前回のRENA戦、デビュー戦の時にセコンドについてくれて。でも今回はつけられないので連れてきました」と説明した。

　当日のセコンドは、息子のアーセンと、夫のカイル・アグオンがつく。2人の声は「必ず聞こえます。とくにカイルの声はすごく静かなんですけど、なぜか全部聞こえます」と、リング上で迷うことは「ない」とのこと。
　アグオンにはパートナーというだけでなく「コーチとして100％の信頼を置いている。私のことを信じてくれる。心強い」と全幅の信頼を置く。さらに「次男のアーノンも、長女のミーアも同じように言ってくれた。安心して観てもらえるように勝ちます」と家族に支えられた、盤石のメンタルで試合に臨む。