【RIZIN】ボビー・オロゴン、“120kg筋肉マン”北村克哉に怒り露わ「喧嘩売ってくるなら買う」まさかの10分マッチ提案

2021/11/18（木）UP
（最終更新：2021/11/19 00:04）

　11月20日、沖縄アリーナにて開催される『RIZIN.32』の試合前インタビューが、18日（木）に行われ、120kg契約MMAルールで北村克哉（35＝チーム北村/武蔵村山さいとうクリニック）と対戦する、ボビー・オロゴン（55＝ナイジェリア/ぼびバラチーム）がインタビューに応じた。

　ボビーは2004年の大晦日大会『Dynamite!!』で格闘技デビュー。MMAでは2勝2敗。シリル・アビディと曙に勝利し、チェ・ホンマンとボブ・サップには敗れている。格闘技の試合は2007年末のボブ・サップ戦以来、14年ぶりとなる。

　対戦相手の北村は、元プロレスラーでレスリング・グレコローマンで全日本3連覇の実績を持つ。現在ビルダーでもあり、体重120kgの筋肉の鎧を身にまとう。

　試合前の心境を聞かれると「新居！？新しい家に引っ越したばっかりです」とジョーク。“心境”であることをインタビュアーに指摘されると「俺日本語下手くそみたいに言われるじゃん」と笑う。

　改めて心境に関しては「おかげさまで禊の旅にありながら素晴らしい仕上がりになっている」と好調ぶりをアピール。対戦する北村については「誰だっけ、あの人最初はターミネーターに出ていた人じゃないかなと思っていて、未だにびっくりしていますけど。向こうは喧嘩を売ってるので、RIZINの舞台でしっかり白黒ハッキリしようかなと」と話す。

　ボビーは、先日川で溺れている男性を救助したとして、埼玉県警から表彰されていたと報じられている。そのことに触れられると「その話は誰にも言ってないですよ。恥ずかしくて言ってられないでしょ。おかげさまで」と照れ笑いだ。

　今回のルールに関しては、RIZIN MMAルール5分3R(120.0kg)で発表されていたが、主催者および両選手サイドと話し合った結果、RIZIN MMA特別ルール3分3R(120.0kg)に変更となっている。本件に関して、先にインタビューに応じた北村は、3分への変更はボビーが申し出たものだという見解を述べていた。

　記者からその件について質問されると、ボビーは「10分1Rでもいいです。3分でやりたいとは思っていない。向こうが喧嘩売ってくるなら買いますよ。今から5分でも良い。大体3分あれば、1試合終わると思っています。3分で終わると思うので5分いる？　では、今から5分に変えます。むしろ10分にしてくれと。僕は3分なんか要求していないです。5分でやりたければ受ける。3分の話しか聞いていなかった。了解の上で決めたんじゃないの？」と怒りを表し反論。

　さらに「5分の方がやりやすいなら、5分と間をとって10分でいいんじゃないか」とまさかの10分マッチを提案。記者から「3分と5分の間は4分です」と突っ込みが入ると、ボビーは「普通の人はそう考えるか」と返す。

「スタミナの心配は僕はしていないし、北村さんが5分がやりやすいなら、RIZINの方にお願いして5分でも10分でも良い。やることはやってきたので、ここでボビーのルールに則ってやると言われるのが男らしくない。男としてそれはわざわざ言い出すのは男らしくない。だったら10分にしてください」と続けた。

　果たして、3分3Rで発表されたルールはどうなってしまうのか。

　格闘技の試合は2007年末のボブ・サップ戦以来、14年ぶりとなるボビー。以前と変わった部分を聞かれると「最近鏡みると、白髪ができたかな。その辺くらいですかね」とコメント。

　最後に「皆様にご迷惑をかけたので、禊の旅として今回をやることになったので頑張っていきたいと思うし、裏切らないようにします。お茶の間の皆さんにご迷惑かけたらいけない。もちろん禊ですね。世間をお騒がせした以上は文化に則って禊として、らしい試合を見せます」と意気込んだ。

☆この大会の対戦カード、スケジュールなど詳細

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